【JBCクラシック】スマートファルコンが圧勝!!武豊騎手は4連覇!!

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10年11月3日(祝・水)、船橋競馬場で行われたダートの祭典・第10回JBCクラシック(JpnI)(3歳上、1着賞金:1億円、ダート1,800m)は、武 豊騎手騎乗の4番人気・スマートファルコン(牡5、栗東・小崎厩舎)が、逃げを打つと、直線もフリオーソら後続をグングン引き離し、7馬身差の圧勝でGⅠ初勝利をあげた。勝ちタイムは1.49.9(良)。

2着には7馬身差で地元・フリオーソ(牡6、船橋・川島正)、3着にはアドマイヤスバル(牡7、栗東・中尾秀)がそれぞれ入っている。

なお、2番人気のシルクメビウスは、いつもの伸び脚がみられず4着。南部杯を制したオーロマイスターは10着。ジャパンダートダービー以来となったマグニフィカは13着の殿負けに終わった。

勝ったスマートファルコンは、08~09年にかけて6連勝するなど、これまでにダートグレード10勝を挙げていたが、GI(JpnⅠ)タイトル獲得は初めてのこと。
同馬は半兄に99年の東京大賞典を制したワールドクリークがいる血統。馬主は大川 徹氏、生産者は静内の岡田スタツド。馬名の意味由来は「冠名+隼」

騎乗していた武豊騎手は、これでJBCクラシックは4連覇。小崎憲調教師・オーナーの大川 徹氏共に本レースは初勝利。

≪関係者のレース後の談話≫
3着 アドマイヤスバル(小牧騎手)
「理想通りの位置取りで運べた。3コーナーまではヒョッとするとと思ったが、アドマイヤスバルはいい競馬をしていますよ。スタートも良かったし、2着は欲しかったけれどね。勝ち馬は強かった」

4着 シルクメビウス(田中博騎手)
「最後、内を突くか、外にとるかで2.3着はあったかもしれないが、いつもなら3コーナーも馬なりで上がって行けるんですけれどね…。次は変わってくれると思います」

5着 ボンネビルレコード(的場文騎手)
「よく5着に来ましたよ。8歳馬って言ったら、おじいちゃんだからね。頑張っていますよ」

6着 セレン(石崎駿騎手)
「行きっぷりが足りなかった。前回とは全然違った」

10着 オーロマイスター(吉田豊騎手)
「いいスタートを切って、外から2番手に行こうとしたが、うちの馬も先行していたからね。その点で2コーナーまで掛かってしまった。一度、掛かってから、折り合いをつけて、そこから脚を使うような競馬をしていなかったから、そこからが今後の課題ですね」

スマートファルコン
(牡5、栗東・小崎厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ケイシュウハーブ
母父:ミシシツピアン
通算成績:25戦15勝(うち地方17戦11勝) その他の重賞勝利:
09年ブリーダーズGC(G2)
08年浦和記念(G2)
10年さきたま杯(G3)
10年かきつばた記念(G3)
09年さきたま杯(G3)
09年かきつばた記念(G3)
09年名古屋大賞典(G3)
09年佐賀記念(G3)
08年兵庫ゴールドトロフィ(G3)
08年白山大賞典(G3)





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