トゥザグローリーは鳴尾記念へ/先週勝ち馬の動向

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カシオペアSはトゥザグローリーが単勝1番人気に応えて差し切り勝ちを収めた。母にGⅠ馬トゥザヴィクトリーを持つ良血馬が本格化を迎えた。
「本当は天皇賞(除外)に行きたかったぐらい。これで賞金を加算できたので重賞に使えるね」と池江郎師は笑顔でコメント。
今後は鳴尾記念(12月4日・阪神)へ向かう見込み。

素質馬が揃った萩Sはショウナンマイティが後方2番手から直線一気の追い込みで2連勝をマークした。
「休み明けでもキッチリと仕上げていたので自信はあった。スローであの位置でどうかと思ったが、ジョッキー(浜中)は勝てると思っていたみたい。見てる方はヒヤヒヤしたけどね。このまま連勝を伸ばしていきたいね」と梅田智師は気を引き締めていた。
次走はラジオNIKKEI杯2歳S(12月25日・阪神)で重賞制覇を狙う。

月曜日に代替となった赤富士Sはウインペンタゴンが逃げ馬をゴール前で交わしオープン入りを決めた。
「左回りは走りがスムーズだね。仕上がりも良かったし、これならオープンでもやれそう」と石坂師はニッコリ。
このあとは浦和記念(11月24日・JpnⅡ)に出走予定。

京都土曜日・2歳未勝利(芝1600m)を余力十分で差し切ったサダムパテック
次走は東京スポーツ杯2歳S(11月20日)へ再度スミヨン騎手とのコンビで挑む。
「時計・内容とも文句ナシだね。ジョッキーも”賢くて走る馬”と褒めてくれた。あの内容なら重賞でも楽しみはある」と西園師は期待は更に高まった。

西陣Sはスリーアリストが直線で外に持ち出し射程圏に入れてキッチリと差し切った。
「後ろから行く馬なのでうまく流れが向いてくれたのが勝因だね。オープンに上がってどこまでやれるか見てみたい」と武宏師は期待を寄せる。
次走は太秦S(11月28日)へ向かう。