トレセンレポ【アルゼンチン共和国杯】トウショウウェイヴ

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4日、日曜東京11レース・アルゼンチン共和国杯(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、毎日王冠に出走し、10着だったトウショウウェイヴ(牡5、美浦・大久保洋厩舎)は、吉田豊騎手が手綱を取り、坂路コースで追われ54.2-36.1-23.5-11.4をマークした。

追い切りについて、大久保洋吉調教師
「最終追い切りは坂路3頭併せでやりました。坂路馬場が速い時計が出やすかったとはいえ、あの馬としては速い時計でした」とコメント。

「夏に弱い馬なので、今年は早めに休ませました。早めに入厩して順調に調整を進めて、先々週あたりは少し重いかな、と思いましたけど、先週もやったし、調教量は十分だと思います。レースを1回使って稽古での動きも上向いて来ましたよ」と大久保洋調教師が語るように、臨戦過程に申し分は無い。

「あとは天気ですね。前走は、雨が降って上滑りする馬場が苦手ということもあって5着だったので、本当に残念でした。アルゼンチン共和国杯は昨年3番人気で10着でしたけど、今年は夏から順調なので、力を出せるのではないかと思います。距離は競馬の仕方次第でこなせるでしょうし、東京コースは得意なので、結果を出して次に繋げたいと思います」と更なる前進を目指す。