良血バンスタンウォルツが快勝!/東京新馬

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10年11月6日(土)、5回東京1日目6Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、北村 宏司騎手騎乗の2番人気・バンスタンウォルツが、ハナに立つと、直線も後続とのリードを広げ快勝。勝ちタイムは1:50.3(良)。

2着には3.1/2馬身差で5番人気・タングルジャングル(牡2、美浦・後藤厩舎)、3着には8番人気・コスモインナビット(牝2、美浦・田中清厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたイグアスは9着に敗れた。

勝ったバンスタンウォルツは祖母にダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムードなどを輩出したダンシングキイがいる血統。 馬主は山本 英俊氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「野外のダンスパーティー」。

管理する藤沢和雄調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは4頭目、ロックオブジブラルタル産駒は6頭目の事。

1着 バンスタンウォルツ(北村宏騎手)
「思っていたより落ち着きがありました。ゲートを出て一歩目は速くありませんでしたけど、二の脚がついたのでハナに行きました。道中は耳を立てたり、周りを見ながら走っていました。追い出してからは、重心の低いしっかりした走りでした。瞬発力もあるし、それが最後まで持続しました。息が戻るのも早かったですね。まだ変わってくるだろうし、距離も大丈夫だと思うのでこれから楽しみです」

(藤沢和調教師)
「良い競馬でしたね。ジョッキーはスタミナに自信を持っていたみたいですけど、その通りの内容でしたね。大バテもしていないので、中一週で行けるようなら、使いたいと思います」

2着 タングルジャングル(内田博騎手)
「道中掛かり気味でしたが、新馬なのでなだめながら乗りました。良いものはあるし、良くなってくると思います」

3着 コスモインナビット(柴山騎手)
「長く良い脚を使う馬ですね。勝負根性があります」

9着 コスモインナビット(津村騎手)
「まだ気持ちがレースに向いていませんね。トモにゆるさがありますけど、背中の感じは凄く良いので、使っていくうちに良くなってくると思います」

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バンスタンウォルツ
(牡2、美浦・藤沢和厩舎)
父:ロックオブジブラルタル
母:ダンシングサンデー
母父:サンデーサイレンス
祖母:ダンシングキイ


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