桜花賞3着馬・エーシンリターンズが快勝!/ユートピアS

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10年11月6日(土)、5回東京1日目11Rでユートピアステークス(芝1600m)が行なわれ、後藤 浩輝騎手騎乗の3番人気・エーシンリターンズが優勝。勝ちタイムは1.33.0(良)。

2着には2.1/2馬身差で5番人気・レディアルバローザ(牝3、栗東・池江郎厩舎)、3着には16番人気・ラフレッシュブルー(牝5、栗東・本田厩舎)が続いて入線し、この決着で3歳馬のワン・ツー・フィニッシュとなっている。
1番人気に支持されたカウアイレーンは伸び切れず5着に敗れた。

レースはカレイジャスミンがハナ、トゥニーポート、エーシンリターンズ、レディアルバローザ、ソーマジックらが先行。 直線に入って、残り400m付近を通過した辺りから、エーシンリターンズがグイグイと脚を伸ばすと、最後は独壇場。レディアルバローザも脚を伸ばしたが、エーシンリターンズが押し切った。

勝ったエーシンリターンズは、桜花賞でも3着に入るなど、重賞で3度の3着があるが、今年2月のエルフィンS以来の勝ち星。
同馬は半兄にエイシンニーザン、エーシンディーエスらがいる血統。同馬の馬主は株式会社 栄進堂、生産者は浦河の栄進牧場。馬名の意味由来は「冠名+復活」。

1着 エーシンリターンズ(後藤騎手)
「スタートも良かったし、祐一のアドバイス通りに、ソツのない、隙ない競馬が出来ました。これで適性も分かったので、マイルを中心に活躍して欲しいですね。まだ良くなりますよ」

(坂口則調教師)
「2000では長いようですし、マイルが一番良いみたいですね」

2着 レディアルバローザ(津村騎手)
「思い通りの良い展開で、差し切れるかと思いましたが、最後は差が詰まらなかったですね。まだまだ良くなりそうな感じがありますし、良い馬でした」

3着 ラフレッシュブルー(江田照騎手)
「今日はリラックスして走れていました。4コーナーでは我慢して、他の馬が動いてから行きました。内容は良かったので、最後は休み明けの分ですね」

5着 カウアイレーン(蛯名騎手)
「4コーナーまでは抜群の手応えで、楽勝かなと思いましたが、直線では全然弾けませんでした。ちょっとぶつけられた事と、休み明けの分かもしれません」

7着 ラドラーダ(北村宏騎手)
「よっぽどスタートが良ければ前に行こうと思いましたが、今日はあの位置での競馬になりました。折り合いもついて良い感じでしたけど、今日は休み明けの分でしょうね。また変わってくると思います」

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エーシンリターンズ
(牝3、栗東・坂口則厩舎)
父:キングカメハメハ
母:エイシンサンサン
母父:キャロルハウス
半兄:エイシンニーザン
通算成績:11戦3勝

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