【アルゼンチン共和国杯】トーセンジョーダンが3連勝で重賞初制覇!

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10年11月7日(日)、5回東京2日目11Rで第48回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)(芝2500m)が行なわれ、三浦 皇成騎手騎乗の1番人気・トーセンジョーダンが優勝。勝ちタイムは2.30.0(良)。

2着には1.3/4馬身差で2番人気・ジャミール(牡4、栗東・松元茂厩舎)、3着には9番人気・コスモヘレノス(牡3、美浦・菊川厩舎)が続いて入線した。

レースは50キロの軽ハンデ・ドリームフライトがハナを切る形でスタート。シルクネクサス、ゴールデンハインドが好位を形成し、1000m通過は59秒4のハイペース。3角で馬群がグッと凝縮すると、直線の入り口では早々に先行集団の脚色が鈍り出し、残り200m地点からは中団に控えていたジャミール、コスモヘレノス、トーセンジョーダン3頭の追い比べ。最後は外からひと追い毎に脚を伸ばしたトーセンジョーダンが2頭を抑え、2着に1.3/4馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。

勝ったトーセンジョーダンは3歳時に共同通信杯2着。クラシックの有力候補に数えられていたが、その後に裂蹄が判明。長期休養を余儀なくされ、降級した今夏の函館で復帰後初勝利をマーク。3連勝で重賞ウィナーへと輝いた。この後は有馬記念への出走を視野に入れている。

同馬は半兄にOP馬ダークメッセージなどがおり、07年セレクトセールにて1億7000万円の値がついた良血馬。馬主は島川 隆哉氏、生産者は早来町・ノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名」。

騎乗していた三浦皇成騎手は、昨年の関屋記念以来となるJRA通算重賞3勝目。管理する池江泰寿調教師は、本レース初勝利でJRA通算重賞12勝目。 ジャングルポケット産駒のJRA重賞は本年5勝目で、通算20勝目となっている。

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トーセンジョーダン
(牡4、栗東・池江寿厩舎)
父:ジャングルポケット
母:エヴリウィスパー
母父:ノーザンテースト
通算成績:11戦6勝


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