栗東からの直送便

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5年に南関東2冠(羽田盃、東京ダービー)を制したシーチャリオット(牡5、船橋・川島正)がJRA入りすることが決まった。
移籍先は栗東・中竹厩舎。28日に登録を抹消して30日に船橋競馬場から栗東へ移動する。
「向こうで実績を残している馬。どんな走りをするのか楽しみだね」と中竹師も期待の口ぶりだった。

今週は2歳馬の話題が豊富な栗東トレセン。その一部をご紹介しよう。

ワタシノオウジサマ(牡2、栗東・吉田厩舎)と可愛いネーミングだが、大人びた性格の持ち主でこの馬に対する陣営の感触は上々だ。
「28日(金)にゲート試験を受けるんですが、とても乗り味の良い馬ですよ。癖もなくいい素質を持っていると思います」と高島助手。
使うレースは正式に決まっていないが、次開催の京都でデビューを予定している。推定馬体重は460キロ。

22日の阪神の未勝利戦を勝ち上がったインステップキック(牡2、栗東・平田厩舎)は、デイリー杯2歳Sで重賞初制覇を狙う。
「2戦目でいいスタートが切れたのが勝因。レース後もすぐに疲れは取れたから、ここでどんな競馬を見せてくれるのか楽しみにしている」と平田師はニッコリ。
次走も鞍福永騎手が手綱を握る。

また16日の新馬戦で大逃げを打って勝ったナリタスレンダー(セン2、栗東・木原厩舎)は、かえで賞に出走することが決まった。
「抑えが利かなかったから今回はブリンカーを外しみる。重賞(デイリー杯2歳S)も考えたが、同じ馬主のオースミマーシャルが出走するので適鞍に回る」と木原師は説明。 こちらも引き続き福永騎手が騎乗する。