トレセンレポート【鳴尾記念】トウショウウェイヴ

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1日、土曜阪神11レース・鳴尾記念(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

初重賞勝ちを狙うトウショウウェイヴ(牡5、美浦・大久保洋厩舎)は、吉田豊騎手を背に坂路で追われ54.9-37.5-24.3-12.0をマークした。

同馬を管理する大久保洋吉調教師
「元々稽古で速い時計を出すタイプではありませんが、稽古自体の感じは良くなってきています」とコメント。

「夏場は順調に来ましたけど、思ったより成績が上がっていないんですよね。前走の2500は少し長かったかな、というのは確かにあります。条件としては2400を勝っているから、ということで使いましたけど、終いの伸びがイマイチでしたね。
前走後は、馬場のことを考えて、阪神の初日で多少雨が降っても大丈夫だろうということと、直線も長いし、1800は守備範囲なので、最初からここに行こうと思っていました。
ブリンカーもきき過ぎているというか、ちょっと浅いブリンカーにしようか、などいろいろ試しています。
今年の正月の金杯は右回りでも結果が出ましたから、いろいろな面でかなり期待をしています」と、目標とした舞台で一発を狙う。