≪ステイヤーズS≫松岡正海騎手「比較的上手く乗れた」

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2走前の本栖湖特別で、ブービー人気ながら快勝すると、古馬相手のアルゼンチン共和国杯でも3着に食い込んだコスモヘレノス(牡3、美浦・菊川厩舎)。
久々のコンビとなった松岡騎手は、早目にマクったフォゲッタブルの動向にも動じることなく、インの2~3番手で脚を溜めると、直線はスパートをかけて抜け出し快勝。

自身の騎乗についても「比較的上手く乗れたと思います。2、3番手につけたかったので、スタートだけ気を付けました。周りはあまり気にしないで、自分のペースで走りました。
ずっと楽をしていたので、手応え良く直線に向けました。以前に乗せてもらった時も良い馬だと思いましたし、更に良くなっています。距離も持つので、来年の天皇賞(春)も良いと思いますよ」と、パートナーを讃えつつ、手応えを語った。

また、この秋から「3歳馬」の台頭が例年以上に注目を集めるが、この日は鳴尾記念(GⅢ)と共に3歳馬が東西重賞ジャック。 秋当初は、伏兵扱いであったコスモヘレノスが、重賞タイトルを勝ち獲る辺りに、世代交代の波が押し寄せていることはいうまでもないだろう。