砂で奏でる成長の証

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6月の関東オークスを快勝し放牧に出されていたホワイトメロディー(牝3、栗東・加用厩舎)。
当初は札幌のエルムSを予定していたが、インフルエンザ騒動で入厩できず軌道修正を余儀なくさせられた。
ただ、馬は順調に成長しているようでようやく昨日、栗東に帰厩。
気になる復帰戦は、次開催京都3週目のハンデ戦オープン特別を武豊騎手で予定されている。
「レースまであと丁度1か月あるし、きっちり仕上がると思う」と加用調教師。

エルムSで2着に好走したマコトスパルビエロ(牡3、栗東・鮫島厩舎)は、一度は放牧に出す予定もあったが、そのままこちらで調整して今後はジャパンカップダートに向かうことになった。
「レースまではまだ日程があるし、これからしっかりと調整していきたい」と寺井助手。なお鞍上はまだ未定とのこと。

先週の毎日王冠で14着の殿り負けを喫したビッグプラネット(牡5、栗東・南井厩舎)。
06年2月の阪急杯以来、約1年7ヶ月ぶりの実戦だっただけにあの失速も仕方がない。
「あれだけ休んでいたのにスピードはさすがだね。一回使ったことで今度は息のもちも違うはず。ただ賞金の関係もあるのでこの後は10月28日のアルデバランSも視野に入れて考えている」と南井師は次走について分析していた。

ペルセウスSで3着だったゼンノストライカー(牡7、栗東・藤岡範厩舎)もアルデバランSに向かう。
「状態は前走よりも良かったから、一瞬勝つかと思ったけどねぇ…。勝ち馬とは内、外の差だね。距離も1800mなら守備範囲。次も期待しているよ」と藤岡範調教師。