10年12月30日(木)に大井競馬場で行われた南関東重賞・第4回東京シンデレラマイル(SⅢ)(3歳上牝、1着賞金：1500万円、ダート1600m)は、的場文男騎手騎乗の1番人気・ザッハーマイン(牝5、船橋・出川克厩舎)が、インから鋭く脚を伸ばし完勝。勝ちタイムは1:39.9(良)。

2着には2 1/2馬身差で左海誠二騎手騎乗の2番人気・プリマビスティー(牝3、船橋・岡林光厩舎)、3着には柏木健宏騎手騎乗の6番人気・ラインジュエル(牝6、大井・鷹見浩厩舎)がそれぞれ入っている。

勝ったザッハーマインは08年9月に園田でデビュー。デビューから3連勝を挙げると、ダートグレード競走でも、キャリアの浅さを感じさせないパフォーマンスを披露。
そこで地方で5戦した後に、美浦の国枝栄厩舎に移籍。JRAでは降級を挟んで11戦して3勝を挙げ、準オープンまで登り詰め、今年5月の富嶽賞を最後に南関東へ転入。転入後は重賞2勝、2着1回と安定した成績を残している。

同馬は近親に06年の北海道2歳優駿で3着のミスティックベルがいる血統で、馬主は吉田和子氏、生産者はアメリカのRobert S. Evans。

1着 ザッハーマイン(的場文男騎手)
「もう(斤量のせいで)前にいけないのはわかったので、慌てず番手につけてね。直線も前があけばとはおもったけれど、うまくあきましたからね。あ、突き抜けるなとわかりました。
今日は逃げ切りじゃないけれど、こうゆう競馬を出来たことで、交流レースでもこうゆう競馬が出来るんじゃないかと期待はあります。これからもファンの声援にこたえられるように、一生懸命精進したいです。大井競馬場へもご声援よろしくお願いいたします」

2着 プリマビスティー(左海誠二騎手)
「体が増えていたのも良かったし、勝ったとは思ったけれど、相手が悪かったね」

全着順・払戻金は以下の通り。
1 ザッハーマイン 1:39.9
2 プリマビスティー 2 1/2
3 ラインジュエル 1 1/4
4 フサイチミライ クビ
5 テイエムヨカドー アタマ
6 オークヒルズ クビ
7 シスターエレキング 1 1/2
8 オノユウ 1
9 アクセルファイヤー 2 1/2
10 トーセンバスケット アタマ
11 ベルモントプロテア 2
12 ヒロアンジェロ ハナ
13 ジョーイロンデル 1/2
14 エフテーストライク 3
15 バックアタック 大差
- フヨウ 出走取消

単勝 6 130円、複勝 6 100円、9 170円、5 470円、枠複 3-5 400円、普通馬複 6-9 480円、枠単 3-5 570円、馬単 6-9 600円、ワイド 6-9 250円、5-6 740円、5-9 2,390円、三連複 5-6-9 4,140円、三連単 6-9-5 8,970円


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