【東京2歳優駿牝馬】戸崎圭太&クラーベセクレタが完勝!

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10年12月31日(金)、大井競馬場で行われた第16回 第34回 東京2歳優駿牝馬(SI)(2歳、定量、1着賞金:20,000,000円、ダート1,600m)は、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・クラーベセクレタ(牝2、船橋・川島正厩舎)が2番手から抜け出し快勝。勝ちタイムは1:40.1(良)。

2着には3馬身差で矢野貴之騎手騎乗の16番人気・チェリペタル(牝2、大井・武智政厩舎)、3着には今野忠成騎手騎乗の4番人気・マツリバヤシ(牝2、川崎・佐々仁厩舎)がそれぞれ入っている。

圧倒的1番人気に推されたラカンパーナ(牝2、大井・月岡健厩舎)は外目を追走するも伸びきれず4着にやぶれた。

勝ったクラーベセクレタは、6月にホッカイドウ競馬でデビューすると、栄冠賞、フローラルカップと北海道重賞を2勝。今回が南関東転入初戦だった。騎乗していた戸崎圭太騎手と川島正行調教師は、本レースは08年以来の制覇。

1着 クラーベセクレタ(戸崎圭太騎手)
「スタートに気をつけていけば、どんな競馬でも出来るとは思っていたのですが、2番手からの競馬でスムーズに運べたと思います。
レース前に一度乗せてもらっていましたが、センスのいい馬だと思いましたし、今日も返し馬から状態の良さを感じていたので、自信をもって臨めました。乗り易くて、競馬も上手なので、この先も楽しみです。
(自身について)今年はふがいないレースが多くて、ファンの皆さんには迷惑をかけていると思いますが、また、改めて、来年は頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします!」

(川島正行調教師)
「思った通りのレースをしてくれました。馬場がいい事もあり、41秒台くらいの決着かと思っていましたが、時計も速かったですね。北海道でも力があったようですし、向こうではゲートの1完歩目が遅いというところもあったそうなので、ゲートの練習をやって、戸崎騎手にはそこだけは気をつけてほしいと伝えておりました。敵はラカンパーナだけだと思っていましたが、3コーナーで安心してみていられました。
東京大賞典で、一年の有終の美を飾ろうと自信を持って送り出したフリオーソが勝てなかったことが悔しかったです。来年は川崎記念から、また強い姿をお見せしたいと思っています。今年も1年間応援して下さり、今年もありがとうございました」

3着 マツリバヤシ(今野忠成騎手)
「稽古ではキョロキョロするようなところがあったけれど、レースでは集中して走ってくれた。距離も問題ないし、南関東に慣れてくれれば、もっと走ってくるよ」

4着 ラカンパーナ(石崎駿騎手)
「まだ体が出来上がってない馬で、このスピード決着は厳しい。それをねじ伏せられなかったことでしょう。これからの馬です」

クラーベセクレタ
(牝2、船橋・川島正厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:シークレットルーム
母父:タイキシャトル
通算成績:7戦4勝(うちJRA2戦0勝)


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