トレセンレポート【根岸S】ティアップワイルド

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前走のジャニュアリーSでは、2着に3馬身差をつけるレース振りを披露したティアップワイルド(牡5、栗東・西浦厩舎)。昨年末のカペラSでの激走をキッカケに充実一途の勢いで根岸Sに駒を進める。

「石橋脩騎手にはカペラSから乗ってもらっていて、その時から『抜け出すとソラを使うから気をつけて』と伝えていました。抜け出すまでは一生懸命走るのに、(馬群から)抜け出してしまうとソラを使ってフワッとする。だからワンテンポ…。いや、ツーテンポくらい仕掛けを待たないといけない馬なんです」と、管理する西浦勝一調教師は語る。

2走前、石橋脩騎手と初めてコンビを組んだカペラSでも、13番人気ながら2着に来て実績馬と我々ファンをアッと言わせた。
「この馬はおとなしい馬で乗り手を選ばないタイプなんです。母のフォーティーエースも、ウチの管理馬でティアップワイルドと同じようにダートの1200~1400mで5勝したんです が母親はうるさかった(笑)。
おとなしく見えても一瞬で暴れ出すような馬で、いつも注意しながら見ていました。その暴れん坊の母から生まれたアグネスマーズ、現役のアグネスラナップもうちで預からせておらってます」

かなりのスピードがあるティアップワイルドだが砂質(重い馬場、軽い馬場)によって得て不得手はあるのだろうか?

「ジャニュアリーS、カペラSと、中山ダート1200mを1分09秒台で走ってるから、スピード色が強い馬に思うかもしれませんが、今のダート戦で勝ち上がるにはスピードとスタミナのバランスが大切なんです。
決してスピードだけの馬ではありませんから、馬場にはこだわりません。それより早く賞金を加算して地方重賞に挑戦したいと思っています。地方には、この馬に合いそうな距離の重賞がありますから。
そのためにも根岸Sでは頑張ってもらいたいですね。古馬になってからが良い血統なので、今までは痛む前に休ませて大事に使ってきたんですから」

有力馬の一角として迎える根岸S。真価を問われる一戦となりそうだ。


:ティアップワイルド、一週前の様子


:4年振りの重賞制覇を狙う西浦勝一師