競馬学校、騎手課程第27期生の7名が卒業

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2月8日(火)、JRA競馬学校(千葉県白井市)において、騎手課程第27期生(7名)の卒業式が行われた。
卒業した7名は、騎手免許試験に合格すれば(10日(木)合格発表)、3月から中央競馬の騎手としてデビューする予定。

【卒業生】
嶋田 純次(しまだ じゅんじ)
17歳 埼玉県出身
(美浦・手塚 貴久厩舎 所属予定)

杉原 誠人(すぎはら まこと)
18歳 埼玉県出身
(美浦・藤沢 和雄厩舎 所属予定)

高嶋 活士(たかしま かつじ)
18歳 千葉県出身
(美浦・柴崎 勇厩舎 所属予定)

花田 大昂(はなだ ひろたか)
21歳 静岡県出身
(栗東・西橋 豊治厩舎 所属予定)

藤懸 貴志(ふじかけ たかし)
17歳 長野県出身
(栗東・平田 修厩舎 所属予定)

森 一馬(もり かずま)
17歳 神奈川県出身
(栗東・松永 昌博厩舎 所属予定)

横山 和生(よこやま かずお)
17歳 茨城県出身
(美浦・勢司 和浩厩舎 所属予定)

全教育期間を通じ、実技、学科ならびに修学姿勢・生活態度が特に優秀であった生徒に贈る「模範賞」は藤懸 貴志君が、アイルランド大使が特に優秀と認めた生徒に贈る「アイルランド大使特別賞」は、嶋田 純次君が受賞した。
式典に先立ち行われた「卒業記念模擬レース」は、森 一馬君が1着となった。この結果、模擬レースシリーズ“競馬学校チャンピオンシップ2011"の総合優勝者は、高嶋 活士君となっている。

※“競馬学校チャンピオンシップ2011"とは、実践訓練の一環である模擬レース(全10戦)の結果をポイント化し、獲得ポイントを競うもの。

<卒業式における、各生徒のスピーチ内容は、以下の通り>

嶋田 純次 アイルランド大使特別賞
「乗馬未経験だった私ですが、教官の先生方に心技体を鍛えていただきました。厩舎研修でも多くのことを学ぶことができました。これからデビューしますが、感謝の気持ちを忘れず、ファン、関係者の皆さんに信頼される騎手になりたいと思います」

杉原 誠人
「3年前乗馬未経験で入学しましたが、教官の先生方や厩舎関係者の皆さん、また、同期の支えもあり、これまでやってこれました。これまでの3年間を活かし、ファン、馬主、関係者の皆さんの期待を裏切らず、たくさん勝ち、トップを目指したいと思います」

高嶋 活士 “競馬学校チャンピオンシップ2011"総合優勝
「入学した時は、3年は長いと思いましたが、皆さんの支えもあり、卒業できました。これからは一鞍一鞍を大切にし、ファン、関係者に信頼される騎手になりたいと思います。模擬レースの結果を新人賞につなげるよう頑張りたいと思います」

花田 大昂
「競馬学校でたくさんの基本的なことを学びました。これからも向上心を持って騎乗したいと思います。生産者、牧場関係者の気持ちを背負い、感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います」

藤懸 貴志 模範賞
「競馬学校の調教で学んだこと、レースで学んだこと、模擬レースで学んだことを活かし、たくさん勝てる騎手になりたいと思います」

森 一馬
「短いようで、長い3年間でした。色々なことがありましたが、支えてくれた両親、教官の先生方、厩舎研修でお世話になった皆さんのお陰で卒業することができました。これからは、騎乗依頼され、皆さんから好かれるような騎手になりたいです」

横山 和生
「この3年間、大勢の方に迷惑をかけました。また、厩舎研修ではたくさんのことを経験させてもらいました。デビュー後は何事にも貪欲に頑張っていきたいと思います」