週末の注目新馬情報

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1頭の馬に対し、レースで普段調教を付けている騎手と別の騎手がテン乗り騎乗をした場合、どちらが無駄なく力を出してあげられるかと言ったら前者だろう。
偶然の出会いというケースもあるが、ほとんどは癖など細かい部分を把握した上で、手が合う、馬が合うなどといった言葉がある。
馬主の意向で騎手を決められてしまっても、実際は「普段調教付けているアイツが乗った方がチャンスがあるのに…」などといった話をよく耳にするのも事実。
多くの人は調教欄を見ると時計、どのくらいの強さで追われたかに注目しがちだが、これまで誰が調教で騎乗しているかに注目し、更にレースで騎乗しているのであれば人気に関らず狙ってみたい。


メイビリーヴ・柴田善騎手(牝、美浦・松山康厩舎)
11/3 5回東京1日目6R 2歳新馬(芝1600m)

父サクラバクシンオー 母メディアウォーズ 母父サンデーサイレンス

ゲート練習に手間取りデビューがここまで延びたが、スタート自体は上手なので問題ないとのこと。
芝コースで出した61秒1-46秒8-34秒1-12秒2は破格の時計。
「牝馬にしてはシッカリした体つき。かなりのスピードを持っていますし、素直で扱いやすいのも良いですね。期待の1頭です」と陣営。


マイネルジュレップ・吉田隼騎手(牡、美浦・堀井厩舎)
11/4 5回東京2日目6R 2歳新馬(芝2000m)

父タニノギムレット 母フサイチケリー 母父サンデーサイレンス

順調な厩舎2歳馬の中でも目立つ1頭。
「良いフットワークを見せています。先々はクラシックまで進んで欲しいです。仕上がりが良いので初戦からです」と陣営も力が入っている。


キングスエンブレム・武豊騎手(牡、栗東・石坂厩舎)
11/4 5回京都日目6R 2歳新馬(芝2000m)

父ウォーエンブレム 母スカーレットレディ 母父サンデーサイレンス

半兄に先日JBCクラシックを制したヴァーミリアン、東海Sなどを制したサカラート。
当然、生産クラブの期待も大きい。
「調教毎に良くなってきている。流石良血馬。楽しみです」と石坂師。