≪フェブラリーS≫3着・バーディバーディ「上を目指して…」

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27日を最後に定年により引退を迎える池江泰郎調教師にとって、最後のGⅠレースとなったフェブラリーS。
名伯楽の最後のGⅠを飾ることが出来るか、注目が集まったが、5番人気の支持を集めたバーディバーディ(牡4、栗東・池江郎厩舎)は、最後は3着に後退したものの、一時は勝ち馬のトランセンドに迫らんばかりの走りをみせて期待に応えた。

「セイクリムズンの後ろを取れ、ポジションは良かった。直線に向いたときは前が見え、手応えも絶好。これは交せると思った。
さすがに池江先生(泰郎調教師)の仕上げで、最後となるGⅠを獲れると意気込んだけれど、迫ったら脚色が一緒になってしまった。
先生に勲章をプレゼントできなかったのが残念だが、理想的なレースはできたし、秋くらいになればもっと良くなる」と池添謙一騎手

また、レース前には関係者と談笑していた池江泰郎調教師も、愛馬の好走に「残り250mくらいでは夢を見たなぁ。十分な攻め馬をこなし、デキは申し分なかった。現状の力は出し切ったと思う。
私は来週で引退を迎えるけど、まだ馬は若いから上を目指していける。今後も応援させてもらいますよ」と興奮気味にレースを振り返った。

今後、同馬は先に移籍を済ませたゴールスキーに続き、フォゲッタブル、トゥザグローリー、ダノンバラードらと共に池江泰寿厩舎に転厩。GⅠ初タイトル獲得へ向けて、新天地で頂点を目指す。

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