【阪急杯】サンカルロが重賞2勝目!短距離王へ名乗り

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11年2月27日(日)、1回阪神2日目11Rで第55回 阪急杯(GⅢ)(芝1400m)が行なわれ、吉田 豊騎手騎乗の4番人気・サンカルロが優勝。勝ちタイムは1.20.1(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ガルボ(牡4、美浦・清水英厩舎)、3着には5番人気・フラガラッハ(牡4、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。

レースはコスモセンサーが押して押してハナを主張。テン3F:33.2の超ハイペースとなり、1.20.1は同レースが06年に1400mになって以来、最速の時計。中団~後方に待機していた各馬が押し寄せる前崩れの展開となった。

勝ったサンカルロはこれが09年ニュージーランドT以来の勝利。賞金不足で3/27高松宮記念(GⅠ)への出走が危ぶまれていただけに陣営の喜びもひとしおだろう。馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は白老の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「イタリアの歌劇場名より」。

【大久保洋吉調教師のコメント(中山競馬場にて)】
「ここを目標にして、いい調教を積めました。折り合いに課題がある馬ですが、きょうはスムーズに追走でき、あっさりと抜け出す強い内容。外枠を引いたのがプラスに働きましたよ。1400mに最も適性がありますし、阪神コースもいい。次は高松宮記念に向かいますが、1200mでもやれますからね。楽しみがふくらみます」

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サンカルロ
(牡5、美浦・大久洋厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:ディーバ
母父:Crafty Prospector
通算成績:21戦4勝
その他の重賞勝利:
09年ニュージーランドT(G2)



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