トレセン直送便~ポリトラック馬場~

トピックス

本日金曜日からポリトラック馬場が開場されました。
芝10m、ポリトラック15mで、今までの芝コースを半分にした形で作られました。
今日の馬場入りの半分位の馬がポリトラックに入る大盛況ぶりだそうです。
オイルをたっぷり含んだポリトラックは、まるで札幌、函館の芝を走らせている様なフカフカしたジュウタン感触だったそうです。
総工費10億円をかけて造られたこの馬場の特徴は・・・

①裂蹄などツメに不安を抱えている馬の負担を軽くする
②後ろからくる馬にチップの様な破片が飛ぶことがなく目の外傷等を防ぐ効果がある
③天候によっての馬場差がなく常に調教時計が安定していること

等があるそうです。
藤沢和厩舎などは既に調教に組み込む事に前向きとのことです。
ただ、芝とポリトラックとの間に仕切りがない為、出入りが自由にできます。
つまり向正面で芝を走り、直線でポリトラック…なんて事も可能かもしれません。
何処を走ってくるかによって時計が変わるので、時計を計測する新聞社のTMから不安の声も…
掲示時計だけを信頼するには危険かもしれません。

先週の福島競馬場の乗馬苑にて、馬インフルエンザ陽性馬が発見されました。
それにより先週福島に出走した馬は日・月・火曜日でまたまた全頭検査を行い大忙しだった、とのこと。
幸い陽性馬はなく一安心でした。
ただ、乗馬の馬が競走馬に接触できないので今週の福島競馬場は誘導馬が不在!?いったいどうなる事やら?
と、思っていたら、馬事公苑から誘導馬が出張してくるんだとか…
急な出張で大忙しのアオリを受けたのは人だけじゃなくて馬もでした。

先週、ついに自身初の年間100勝を達成した田中勝騎手(36歳、美浦・フリー)。
99勝で少し足踏みした印象がありましたが、その裏には苦闘の土・日がありました。
「週末はひどい風邪でもうフラフラ。土曜の雨で日曜は更にきつかったよ。だから100勝を決めた馬は本当に強いよ。きっともっと離して勝てたかもね」とカッチー。
勝ったダンツウィニング(牡2、栗東・山内厩舎)は鞍上がそんな状態でタイレコードの勝利、とんでもない大物かもしれません。
こんな冗談が出る位なら今週は全快の様子。
今週からアクセルを踏み直して最終ダッシュを決めてくれる事でしょう。

(先週、田中勝ジョッキーが騎乗した馬の次走を狙うのが穴への近道かもしれません)