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外から抜けたレッドセインツ、2勝目を挙げる《平林雅芳 3歳観戦記》
2011/4/19(火)
土曜阪神9R
はなみずき賞
芝外1800m
勝ちタイム1.47.2
勝ち馬:レッドセインツ(牡3、栗東・角居厩舎)
1勝馬のここだが、まだダービーへ向けて間にあう時期。ここから京都に東京のトライアルで権利を獲れればの思惑なのか、フルゲートの争いとなった。関東から7頭参加の18頭立て。大接戦となったものだが、混雑する真ん中の馬群を後めに、外から抜けたレッドセインツが2勝目を挙げた。1番人気のフルアクセルは、その混雑した馬群の中を、行き場を探してのゴール前。スペースが出来た時には、もうゴールがすぐそば。直線がスムーズにさばけていたらと思わせる内容ではあった。がそれも競馬。勝利の女神が微笑まなかったのだろう…。
パドック、返し馬としっかりと見ていたが、《レッドセインツは牝馬?》と思える程の体のライン。小走りな歩様をする馬もいれば、《この馬って案外、硬いんだな》と思わせる馬もいる。
ゲート内で、ライブインベガスが座りこんだかの様な出で遅れる。スモールキングもダッシュがつかない。好発のショウナンカライスが出て行く。内からキタサンフクジンも当然、前付けだ。
2ハロンぐらい過ぎてから、ヴィジャイが一番前へと出る。2番手ショウナンカライス、3番手マイネイディールでその後にキタサンフクジン。人気のフルアクセルは中団より少し後ろめで、2番人気エイシンミズーリも直ぐ後ろにいる。
残り800メートルの標識をヴィジャイが通過したが、59.6とややユッタリ。2番手マイネイディール、ショウナンカライスと1馬身間隔で続く。けっこう縦長の流れだ。
4コーナーのカーヴを回って行く。マイネイディールが先頭に並びかけてきた。一番内へ入ったショウナンカライス。その後ろにキタサンフクジン。好位グループの馬が追い上げて前に接近して、残り1ハロンあたりでは6,7頭がビッシリと集中しだす。
外めを伸びて来たのがエイシンミズーリとレッドセインツだ。フルアクセルは馬群の中を一旦は外へ出しかけるが狭くなり内めを狙うが、またそこもスペースがなく再び馬首を外へと向ける。その合間に外でエーシンミズーリとレッドセインツは勢いを増して伸びて行く。やや首を内にもたれ加減のエーシンミズーリに、完全にトップスピードに入ったレッドセインツの伸びがいい。一番内ラチ沿いをスムーズに抜けてきたショウナンカライスが伸びて来ていたが、ハーバーコマンドが凄い脚で追い越していっての3着。フルアクセルはそこまでの勢いがつく暇もなく5着だった。
パトロールビデオで見ると、フルアクセルは本当に行く場所が全て開かない感じで、最後にやっとマイネイディールの内をこじ開ける様に出てきた。そしてハーバーコマンドもその動きの後ろで、かなりな待ち時間を経過。ひと呼吸もふた呼吸も遅れてのゴール前の仕掛け。しかし伸び脚は一番。黒光りする馬体は目についたものだ。
スムーズに脚を繰り出せたレッドセインツとエーシンミズーリ。それに比べてゴチャつく内めで脚をフルに出せなかったフルアクセルにハーバーコマンドと、結果が大きく左右されたもの。また同じメンバーでやったら、この着順は全く違うものになるのかも知れない、そんな一戦だった。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
はなみずき賞
芝外1800m
勝ちタイム1.47.2
勝ち馬:レッドセインツ(牡3、栗東・角居厩舎)
1勝馬のここだが、まだダービーへ向けて間にあう時期。ここから京都に東京のトライアルで権利を獲れればの思惑なのか、フルゲートの争いとなった。関東から7頭参加の18頭立て。大接戦となったものだが、混雑する真ん中の馬群を後めに、外から抜けたレッドセインツが2勝目を挙げた。1番人気のフルアクセルは、その混雑した馬群の中を、行き場を探してのゴール前。スペースが出来た時には、もうゴールがすぐそば。直線がスムーズにさばけていたらと思わせる内容ではあった。がそれも競馬。勝利の女神が微笑まなかったのだろう…。
パドック、返し馬としっかりと見ていたが、《レッドセインツは牝馬?》と思える程の体のライン。小走りな歩様をする馬もいれば、《この馬って案外、硬いんだな》と思わせる馬もいる。
ゲート内で、ライブインベガスが座りこんだかの様な出で遅れる。スモールキングもダッシュがつかない。好発のショウナンカライスが出て行く。内からキタサンフクジンも当然、前付けだ。
2ハロンぐらい過ぎてから、ヴィジャイが一番前へと出る。2番手ショウナンカライス、3番手マイネイディールでその後にキタサンフクジン。人気のフルアクセルは中団より少し後ろめで、2番人気エイシンミズーリも直ぐ後ろにいる。
残り800メートルの標識をヴィジャイが通過したが、59.6とややユッタリ。2番手マイネイディール、ショウナンカライスと1馬身間隔で続く。けっこう縦長の流れだ。
4コーナーのカーヴを回って行く。マイネイディールが先頭に並びかけてきた。一番内へ入ったショウナンカライス。その後ろにキタサンフクジン。好位グループの馬が追い上げて前に接近して、残り1ハロンあたりでは6,7頭がビッシリと集中しだす。
外めを伸びて来たのがエイシンミズーリとレッドセインツだ。フルアクセルは馬群の中を一旦は外へ出しかけるが狭くなり内めを狙うが、またそこもスペースがなく再び馬首を外へと向ける。その合間に外でエーシンミズーリとレッドセインツは勢いを増して伸びて行く。やや首を内にもたれ加減のエーシンミズーリに、完全にトップスピードに入ったレッドセインツの伸びがいい。一番内ラチ沿いをスムーズに抜けてきたショウナンカライスが伸びて来ていたが、ハーバーコマンドが凄い脚で追い越していっての3着。フルアクセルはそこまでの勢いがつく暇もなく5着だった。
パトロールビデオで見ると、フルアクセルは本当に行く場所が全て開かない感じで、最後にやっとマイネイディールの内をこじ開ける様に出てきた。そしてハーバーコマンドもその動きの後ろで、かなりな待ち時間を経過。ひと呼吸もふた呼吸も遅れてのゴール前の仕掛け。しかし伸び脚は一番。黒光りする馬体は目についたものだ。
スムーズに脚を繰り出せたレッドセインツとエーシンミズーリ。それに比べてゴチャつく内めで脚をフルに出せなかったフルアクセルにハーバーコマンドと、結果が大きく左右されたもの。また同じメンバーでやったら、この着順は全く違うものになるのかも知れない、そんな一戦だった。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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