研究員・次走の狙い馬

トピックス

スペシャルブレイド・川田騎手(牡2、栗東・友道厩舎)
11月24日 5回京都7日目 2歳新馬(混) 芝1400m 1人気1着

12.8-11.1-11.6-12.1-12.1-11.8-11.8というレースラップが示すとおりの平均的に速い流れを3番手で追走。
直線、軽く気合を付けられる程度で難なく2馬身差を付けて初勝利を飾った。
中間から動きの良さが目立っていたこともあり断然の人気に推されたが、その評判に違わぬ好内容。
サクラバクシンオー産駒だけに、距離の壁は付きまとうものの、次走マイル以下なら連勝濃厚と見ていい。

ヒカルオオゾラ・秋山(牡3、栗東・池江寿厩舎)
11月25日 5回京都8日目 3歳以上500万下 2人気1着

2着馬が大逃げを打った変則的なレース。
好位追走の横綱相撲で危なげなく抜け出した内容は、一際目を引くものだった。
勝ち時計も速く、上がり最速をマークした点も立派。
元々厩舎内でもA級の評価を受けていた馬で、休養を挟んだことで体質面が強化されたことが何よりも大きい。
素質開花を印象付ける一戦。次走も目が離せない。

ジェットバニヤン・上村騎手(牡4、栗東・鮫島厩舎)
11月25日 3回中京10日目 3歳以上500万下 3人気10着

これが転厩緒戦。しかも約6ヶ月ぶりの実戦ということもあり、馬体重はプラス14キロ。
お世辞にも仕上がっているとは言えない態勢だった。
レースでも、2番手を追走したものの、最後は失速。結果的に2桁着順の惨敗となってしまった。
しかし、初めてとなる1000mでも難なく2番手に取り付いたように、持っているスピード能力は一級品。
叩き2戦目となる次走は、一変の余地十分と考えていい。

ソルジャーズソング・津村騎手(牡5、栗東・鮫島厩舎)
11月25日 3回中京10日目 3歳以上500万下 5人気1着

実に2年振りとなる実戦。
プラス18キロの体も多少余裕残しといった状態での出走だった。
ところが、レースでは好位追走からアッサリ抜け出し2馬身半。同日の1600万条件と同タイムである1.07.9を軽々マークと、底知れぬポテンシャルを見せ付ける内容だった。
長欠明け激走の反動は承知だが、能力は1000万でも完全に上位。ココは連勝に期待したい。