トレセン直送便~美浦~

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★まさか…!?

鳴尾記念で重賞初制覇を狙うクランエンブレム(牡3、美浦・手塚厩舎)。
水曜に今回騎乗する松岡騎手が手綱を取り最終調整が行われました。
と…何と途中で松岡騎手が下馬した!?
一瞬調教を見ていた専門誌の時計班から、どよめきが起こりました。
まさか、故障!?

『途中で携帯を落としちゃって拾っていただけですよ。馬は元気一杯ですから』
とのこと。

一昔前では考えられなかった『携帯落下事件』。
時代と共に下馬の理由も変わるものです。

★先週、初のWSJSを経験した田中勝騎手。果たしてその感想は…

「特にいつも乗ってる時と変わらなく、緊張とか何とか、そんなもんはなかったですね。だって5点でビリだもん(笑)。最終戦(ゴールデンスパーT)のメイショウゲンスイ(牡3、栗東・白井厩舎)は、指示通り乗ったけどかぶされてアウトだったよぉ」と、いつもの勝っちゃんスマイル。
こんな明るさがみんなに可愛がられるゆえんなんだと改めて実感しました。

そう言えば先週も古賀慎厩舎の併せ馬で面白い出来事がありました。

古賀慎師『勝春!お前あんな時計じゃ遅すぎるよ』

勝春『だってさ、前に行った馬が遅かったんだもん』

古賀慎師『はぁ!?一番前に行ったのお前じゃないの?誰に付いていっちゃったんだよ・・・』

天然素材を丸出しにした会話に周囲も大爆笑でした。
そんな田中勝騎手は今週は土曜中山の10R冬至Sのリキッドノーツ(牡6、美浦・二ノ宮厩舎)まで騎乗して、日曜日はキャセイパシフィック香港カップでシャドウゲイト(牡5、美浦・加藤征厩舎)に騎乗するために香港へ。
『おぉっ!世界のジョッキーだなぁ』なんて冷やかされていました。
まだまだ関東リーディングのチャンスも十分にあり、まさに『当たり年、の年男』だった今年一年。
最後まで目が離せないジョッキーです。