【エプソムC】高橋裕厩舎はセイクリッドバレー・スズジュピター2頭出し

トピックス

8日、日曜東京11レース・エプソムカップ(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、新潟大賞典1着のセイクリッドバレー(牡5、美浦・高橋裕厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、5F52.7-37.7-24.3-11.9をマークした。

追い切りに関して、高橋裕調教師
「先週やっているので、今週は3ハロンを37.8秒という指示を出しましたが、その通りの時計でした。調教を見る限りでは、前走のときよりも面白いかもしれません」とコメント。

「昔のように、レース中にかかることもありませんし、前走でもそういった競馬が出来ているので、ある程度完成して来ているんじゃないか、と思います。終いのしっかりした馬なので、新潟や東京のような直線の長いコースは良いと思います。丸山騎手も1回乗って、分かってくれていると思いますので、何も心配はしていません」と重賞連勝に意欲を見せる。

同厩舎からは、谷川岳ステークス2着のスズジュピター(牡6、美浦・高橋裕厩舎)も出走を予定しており、8日の追い切りでは、助手を背にWコースで追われ、5F70.5-54.2-39.3-12.8をマークした。

追い切りに関して、同師は
「こちらも先週結構ビュッとやったので、今週はあまり無理をせずにゴール前1ハロンだけはしっかり、と言いました。動きは良かったと思います」とコメント。

「ダービー卿チャレンジトロフィーのときは、厩舎で一晩中騒いでいて体重も減っていましたが、それでもそれほど負けていませんでしたからね。そこから体重を戻して前走に臨みましたが、新潟は走る馬ですから結果を出してくれました。重賞を勝ったセイクリッドバレーとそれほど差はないと思います。気性のキツいところがある馬で、追い切りも単走でやっていますけど、競馬に行けばそれほど乗り辛い馬ではないと思いますし、1800ぐらいの距離が一番合っているんじゃないかと思ってるんですけどね。最後の東京開催ですから、なるべくなら晴れでやりたいと思いますが、多少の緩い馬場は、この馬もセイクリッドバレーもそれほど苦にしないと思います」とこちらも陣営の期待は高い。