「ようやく勝てた」ナムラタイタンが約1年振りV…オアシスS

トピックス

11年6月11日(土)、3回東京7日目11Rでオアシスステークス(ダ1600m)が行なわれ、熊沢 重文騎手騎乗の4番人気・ナムラタイタンが優勝。勝ちタイムは1:35.0(重)。

2着には3/4馬身差で3番人気・シャア(牡5、栗東・田島良厩舎)、3着には1番人気・バーディバーディ(牡4、栗東・池江厩舎)が続いて入線した。

勝ったナムラタイタンはデビューから6連勝を挙げて、一躍、脚光を浴びていたが、重賞レースで苦戦し、勝ち星から見放されていたが、約1年振りの勝ち星となった。なお、1600m戦での勝ち星は初めてのこと。

同馬は近親に02年のJBCスプリント勝ちなど、ダート戦線で活躍したスターリングローズがいる血統。馬主は奈村 信重氏、生産者は新ひだかの野坂牧場。馬名の意味由来は「冠名+大陸間弾道ミサイル名、土星の衛星名」。

1着 ナムラタイタン(熊沢騎手)
「ようやく勝てた。ほっとしたよ。ずるいところがあるから、この条件は合う。ずば抜けた能力があり、デビューから6連勝したほどの馬なのに、最近は体調が整わず、どうもリズムが狂っていた。きょうはいいころのうるささが戻っていたね。これをきっかけに、もっと上を目指したい」

3着 バーディバーディ(松岡騎手)
「以前は引っかかるのを抑えるのに苦労していたが、スタートで行こうとしない。押してあの位置だもの。ロスのない競馬ができ、最後も内が開いたけどね。いいころと比べると馬体にボリューム感がなく、たくましさに欠ける。本調子にないのかな」

6着 ピイラニハイウェイ(後藤騎手)
「外枠を生かし、もまれずに競馬ができた。よくがんばっているよ」

7着 オーロマイスター(吉田豊騎手)
「好位置で折り合いが付いたのに、終いは甘くなった。ハンデ差も響いたんだろうが、物足りなさが残るね」

9着 クリーン(柴田善騎手)
「以前に乗ったときより、どうも走りのバランスが悪い。フットワークがバラバラだった」

12着 メンデル(三浦騎手)
「この高速馬場ではつらい」

【このレースの全着順・払戻金はこちら

ナムラタイタン
(牡5、栗東・大橋厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:ネクストタイム
母父:Afleet
通算成績:14戦7勝


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。