【優駿スプリント】牝馬・ミヤサンキューティが初代優勝馬に

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6月29日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第1回 優駿スプリント(SIII)(3歳、別定、1着賞金:1,200万円、ダート1,200m)は、真島大輔騎手騎乗の2番人気・ミヤサンキューティ(牝3、大井・鈴木啓厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.6(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・セントマーチ(牡3、大井・荒山勝厩舎)、3着には7番人気・リバーキンタロー(牡3、船橋・山本学厩舎)がそれぞれ入っている。1番人気に支持されたロードガバナンスは11着に終わっている。

レースは内からカラカル、外からゴーディー、ラブビジョンが激しく先手争い。好位でミヤサンキューティが追走。直線に向いた頃には先行勢の脚色に陰りが見え始めると、外から気合いをつけられたミヤサンキューティが勢い良く進出。そのまま脚を伸ばすと、セントマーチの追撃も振り切った。

勝ったミヤサンキューティは、当該コースでの自身の持ち時計を2秒近く縮めての好時計勝ち。馬主は宮田努氏、生産者は新ひだかの澤田嘉隆氏。
なお、管理する鈴木啓之調教師にとって、これが重賞初勝利となった。鈴木師は騎手として、通算1233勝をマーク。09年より厩舎を開業していた。

1着 ミヤサンキューティ(真島騎手)
「雨が苦手な子で、前回はゲートの中でも気負っていたのですが、今日はゲートでリラックスしていて、僕もスムーズにレースが出来ました。新馬戦が終わってから、ずっと、『競馬を教えよう』という思いで乗っていたので、このレースでそういう競馬ができて、すごく嬉しいです。
僕もこの時計にはびっくりしていますが、改めて、能力の高さを感じました。今から成長すると思いますし、期待してください。ミヤサンキューティ号共に応援していただいてありがとうございました。これからもがんばります」

3着 リバーキンタロー(森騎手)
「まだ、ダービーの疲れが残っている感じはしましたが、頑張ってくれました。距離も大丈夫ですし、今後、楽しみな馬です」

8着 リアライズペガサス(張田騎手)
「本当ならば、もっと前のポジションをとりたかったのですが、まだ、気が弱いところがありますね」

11着 ロードガバナンス(庄司騎手)
「スタートでトモを滑らすような感じがありました。前にいけない分、ハミが抜ける様な感じで、いつもの乗り味ではありませんでした」

ミヤサンキューティ
(牝3、大井・鈴木啓厩舎)
父:クロフネ
母:イノセントニンフ
母父:ヘクタープロテクター
地方通算成績:6戦4勝


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