【七夕賞】アニメイトバイオ「この状態の良さなら」

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6日、日曜中山11レース・七夕賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、エプソムカップ7着のアニメイトバイオ(牝4、美浦・牧厩舎)は、後藤騎手を背に南ウッドコースで追われ、6F83.0-67.1-52.4-38.4-12.6をマークした。

追い切りに関して、牧光二調教師
「今日は体に少し余裕があるかと思って、直線少し強めにやりました。いつも通り、状態の良いときの動きだったと思います」とコメント。

手綱を取った後藤浩輝騎手
「全体的な時計は速くなくても、終い3ハロンはしっかりやったので、負荷としては強かったです。前走も凄く良い状態だったので、特別グンと上昇する感じではありませんが、好調をキープしています」と仕上がりに自信を見せる。

「前走は一生懸命走ってくれましたが、道悪もあって残念な結果になってしまいました。レース後の疲れはいつもと同じくらいでしたし、すぐに調教に戻れました。もう馬は出来てるので、その出来を維持していきたいと思います。出来れば雨は降って欲しくないですね。直線が長い方が良いかとも思いますけど、中山でも実績はあるので問題ないと思います」(牧調教師)

「中山で乗るのは初めてですが、基本的に器用なタイプですし、スタートで位置取りが悪くならなければ上手く立ち回れると思います。最近はスタートでバッと反応して出て行かないので、そこがカギですね。牡馬との対戦では、一瞬一瞬の迫力だったり空気に呑まれたり、目に見えない部分で精神的にもプレッシャーがあると思います。一気に逆転出来るほど甘くはないと思いますが、この状態の良さなら走ってくれないと、という気持ちです」(後藤騎手)
と陣営は巻き返しを狙う。