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≪スプリンターズS≫連勝馬対決はカレンチャンに軍配!
2011/10/2(日)
21戦オール連対、5連勝中と非の打ちどころのない実績を引っ提げて来日したロケットマン。そのキャリアたるや、これまでに来日した外国馬の中でも有数といえただろう。そして、前哨戦でも好走したラッキーナインに、昨年のスプリンターズSで1番人気に推されたグリーンバーディー。
スプリンターズS史上最強といっても過言ではない外国勢。その多士済々たる刺客の影に隠れる形となったのがカレンチャンだった。
重賞3勝を含む4連勝中、クロフネ産駒の牝馬といえば、08年のスプリンターズSを制したスリープレスナイトを彷彿とさせるプロフィールの持ち主。しかし、単勝3番人気の評価よりは軽視されていた感は否めない。
昨年の春から、この馬に騎乗し始めたパートナーの池添騎手は「枠順やメンバーの並びを見ても、自分に勝ってくれと言われているのかと思った」と振り返ったように、自信の程を口にしていたが、正にレースもその通り。ビービーガルダンの放馬により、約10分間のブランクを挟んだことで「気合が抜けてしまい、ポジションが思ったより後ろになったしまった」とは言うものの、エーシンヴァーゴウの後方から好位をキープ。あとは前を行くエーシンヴァーゴウが日本勢のライバル・ロケットマンにきっちりと“閉める競馬”で進路を遮る形。直線に入るとカレンチャンも外から上手くロケットマンの進路にフタを閉めて呼応。そこからはエンジンを点火させると一気に各馬を差し切った。
これまでの連勝時は決して派手な競馬は見られなかったが、大一番での圧巻のパフォーマンスには誰もが舌を巻いたことだろう。
管理する安田隆行調教師は強さの秘訣をこう語る。「厩のなかでは本当に大人しく、よく寝ています。だから、疲れもすぐに癒えますし、走りにも生きているんです」
初G1タイトルを手にしてことで、本来予定していた暮れの阪神カップは取り止めて、進むはG1路線。
チャーミングな馬名とは裏腹に底知れぬ力と無限の可能性を秘めて、カレンチャンがスプリント界の主役に大きく羽ばたいた。
1着 カレンチャン(池添騎手)
「枠順の発表があった時点で、スムーズなレースができそうな予感がしました。相手は強力でも、十分にやれると思っていましたよ。
スタートのやり直しがあり、ほどよく乗っていた気合いが抜け、ゲート内ではきょろきょろしていました。一歩目は遅れ、出していくかたちに。でも、テンが速かったので、結果的にはいい位置を取れましたよ。直線は手応え良く向きましたし、エーシンヴァーゴウがロケットマンを外へ出さないようにコーナーを回ってくれた。よしと思いましたし、その外をきっちり狙っていきました。本当にいい伸び脚でしたね。
初めて乗ったときから素質の高さを感じていた馬ですが、当時は体質が弱かった。それが、めきめき充実し、阪神牝馬Sで初めて重賞に勝ち、その後も階段を上るように力を付けてきました。負けなしの重賞4連勝でついに頂点に立ててうれしいです。この馬をこよなく愛する安田翔伍調教助手や、担当の岩本龍治調教助手のおかげですよ。半兄のスプリングソングはこの春に急逝しましたが、きっと天国から後押ししてくれたはずです。
世界のロケットマンらに勝ったのですから、たいしたものです。まだ弱い面も残っていますので、来年あたりはもっと進歩するでしょう。
個人的にもこの秋はいい馬が揃っています。まずはG1シリーズの初戦を飾れ、ほっとしています。秋華賞、菊花賞へとつなげていきたいですね」
(安田隆行調教師)
「今回は3頭出しとなりましたので、すべての動きを追うことはできませんでしたが、いい位置にいたカレンチャンのことは一番、目に入りました。先頭で坂を上がってきたときも、勝てる確信はありませんでしたが、終わってみれば強い内容でしたね。決まりかけていたと思われたサマースプリントのチャンピオンは最終戦でさらわれてしまいましたが、G1をプレゼントしてくれたのだから最高の結果です。
デビュー当初は弱い馬でしたが、3歳時に無理をさせなかったことが成長につながりました。ここまで描いたとおりに進んでくれましたよ。これが今年の6戦目になりますが、この仔はすごく飼い食いがいいですし、調教も素直。厩のなかでは本当に大人しく、よく寝ています。だから、疲れもすぐに癒えますし、走りにも生きている。
今後のことはオーナーとゆっくりと楽しく相談したいですね。男馬ならば海外にも連れていきたいのですが、大切なお嬢様ですから。年明けに一度使い、高松宮記念を目指すのがいいのかなと考えています」
スプリンターズS史上最強といっても過言ではない外国勢。その多士済々たる刺客の影に隠れる形となったのがカレンチャンだった。
重賞3勝を含む4連勝中、クロフネ産駒の牝馬といえば、08年のスプリンターズSを制したスリープレスナイトを彷彿とさせるプロフィールの持ち主。しかし、単勝3番人気の評価よりは軽視されていた感は否めない。
昨年の春から、この馬に騎乗し始めたパートナーの池添騎手は「枠順やメンバーの並びを見ても、自分に勝ってくれと言われているのかと思った」と振り返ったように、自信の程を口にしていたが、正にレースもその通り。ビービーガルダンの放馬により、約10分間のブランクを挟んだことで「気合が抜けてしまい、ポジションが思ったより後ろになったしまった」とは言うものの、エーシンヴァーゴウの後方から好位をキープ。あとは前を行くエーシンヴァーゴウが日本勢のライバル・ロケットマンにきっちりと“閉める競馬”で進路を遮る形。直線に入るとカレンチャンも外から上手くロケットマンの進路にフタを閉めて呼応。そこからはエンジンを点火させると一気に各馬を差し切った。
これまでの連勝時は決して派手な競馬は見られなかったが、大一番での圧巻のパフォーマンスには誰もが舌を巻いたことだろう。
管理する安田隆行調教師は強さの秘訣をこう語る。「厩のなかでは本当に大人しく、よく寝ています。だから、疲れもすぐに癒えますし、走りにも生きているんです」
初G1タイトルを手にしてことで、本来予定していた暮れの阪神カップは取り止めて、進むはG1路線。
チャーミングな馬名とは裏腹に底知れぬ力と無限の可能性を秘めて、カレンチャンがスプリント界の主役に大きく羽ばたいた。
1着 カレンチャン(池添騎手)
「枠順の発表があった時点で、スムーズなレースができそうな予感がしました。相手は強力でも、十分にやれると思っていましたよ。
スタートのやり直しがあり、ほどよく乗っていた気合いが抜け、ゲート内ではきょろきょろしていました。一歩目は遅れ、出していくかたちに。でも、テンが速かったので、結果的にはいい位置を取れましたよ。直線は手応え良く向きましたし、エーシンヴァーゴウがロケットマンを外へ出さないようにコーナーを回ってくれた。よしと思いましたし、その外をきっちり狙っていきました。本当にいい伸び脚でしたね。
初めて乗ったときから素質の高さを感じていた馬ですが、当時は体質が弱かった。それが、めきめき充実し、阪神牝馬Sで初めて重賞に勝ち、その後も階段を上るように力を付けてきました。負けなしの重賞4連勝でついに頂点に立ててうれしいです。この馬をこよなく愛する安田翔伍調教助手や、担当の岩本龍治調教助手のおかげですよ。半兄のスプリングソングはこの春に急逝しましたが、きっと天国から後押ししてくれたはずです。
世界のロケットマンらに勝ったのですから、たいしたものです。まだ弱い面も残っていますので、来年あたりはもっと進歩するでしょう。
個人的にもこの秋はいい馬が揃っています。まずはG1シリーズの初戦を飾れ、ほっとしています。秋華賞、菊花賞へとつなげていきたいですね」
(安田隆行調教師)
「今回は3頭出しとなりましたので、すべての動きを追うことはできませんでしたが、いい位置にいたカレンチャンのことは一番、目に入りました。先頭で坂を上がってきたときも、勝てる確信はありませんでしたが、終わってみれば強い内容でしたね。決まりかけていたと思われたサマースプリントのチャンピオンは最終戦でさらわれてしまいましたが、G1をプレゼントしてくれたのだから最高の結果です。
デビュー当初は弱い馬でしたが、3歳時に無理をさせなかったことが成長につながりました。ここまで描いたとおりに進んでくれましたよ。これが今年の6戦目になりますが、この仔はすごく飼い食いがいいですし、調教も素直。厩のなかでは本当に大人しく、よく寝ています。だから、疲れもすぐに癒えますし、走りにも生きている。
今後のことはオーナーとゆっくりと楽しく相談したいですね。男馬ならば海外にも連れていきたいのですが、大切なお嬢様ですから。年明けに一度使い、高松宮記念を目指すのがいいのかなと考えています」
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