どうも！美浦の古川です。

現在行われている、いわゆる“スーパー未勝利”(出走条件は9/7四方山話をご覧あれ)。各厩舎は夏競馬後半戦あたりからスーパー未勝利を意識して、管理馬を何とか勝たせるために入念な仕上げで出走させてくる。ラストチャンスをものにできるのは1レースに1頭だけという過酷な戦いが、見る側からしてみれば実に面白い。

さて、日曜「穴ズバッ」で取り上げる中山12R･3歳上500万下の⑦エターナルフレイム(牡3、美浦・高木登厩舎)は5月の未勝利戦後に放牧に出されたが、これは秋のスーパー未勝利を睨んでの休養。1ヶ月以上乗り込んで出走した前走は好位から鋭く伸びて2馬身半差の完勝だった。陣営は「今回でダメでも、次のスーパー未勝利で何とかしたい」との考えだったようで、この勝ち方で改めて能力の高さを再確認した様子。

休養前よりも心身とも成長した様子で、この中間も動きの良さが目立っており、陣営も「以前の硬さも取れて、前走は良い勝ち方だった。右回りも問題ないし、前走内容からココも好勝負になっていい」と期待を寄せている。新馬戦で③着しており、調子さえ上がってくれば500万ぐらいは勝ち負けできる実力の持ち主。今回、昇級初戦で人気を落とすようなら絶好の狙い目だ。