専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【土曜勝負レース予想】秋の大きな舞台を意識している馬!
2019/8/16(金)
どうも!美浦の古川です。
この前も触れたけど、大型の台風10号は日本海方面から北上。影響を考慮して、札幌開催の金曜前夜の発売は中止になっているようだな。
雨は仕方ないとしても、突風などで人馬にケガなどが出たり、厩舎など競馬場の施設に影響が出ないことを祈りたい。
新潟のほうは影響が最小限で、開催に支障がなさそうなのは何よりだ。
さっそく土曜の推奨馬といこうか。新潟8R・3歳上1歳クラスの⑧ルイジアナママ(牝3、美浦・新開厩舎)は、昇級&休み明け。条件的には決して甘くないんだが、指揮官を筆頭に陣営が相当な強気モード。
たしかに、東京での未勝利勝ちがラスト2F10秒9~11秒4の後傾ラップを楽々抜け出す強い内容。
メンバーを見渡した師が「一息入れてパワーアップ。距離はいくら延びても大丈夫と思えるくらいだし、外回りなら新潟替わりもOK。秋の大きな舞台を意識している馬、この辺でウロウロするような馬じゃない。大丈夫!」と力強い太鼓判。
そこまで普段から大風呂敷を広げるようなキャラではないだけに、相当な手応えと自信をもっているのをヒシヒシと感じた。頭数が手頃なので、オッズがどの程度になるか微妙だが、断然人気はまずなさそう。単勝や馬単、3連単など、頭付けの券種でビシッと仕留めたいな。
あとは、続く新潟9R・新発田城特別の⑮イチゴミルフィーユ(牝3、美浦・林厩舎)も陣営が好感触。休養を挟み、ココを狙い澄まして調整もバッチリ。「今週はコレだけ買って下さい」と腕利きの助手から自信のプッシュ。メインより前だが、土曜は8、9Rで一気に大幅プラスを確定させる算段だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。