穴ズバッ 古川幸弘

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古川幸弘の穴ズバッ!

パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。

地獄耳の四方山話


平成23年7月7日(木)

夏バテ馬を見つけるコツ!

どうも!美浦の古川です。

毎日の厳しい暑さの中、我が家でも“節電”に取り組んでいる。エアコンを極力使わず扇風機でガマンしているが、早くも夏バテ気味である。
暑さに弱いのは人間だけではなく馬も同じで、今週のトレセン取材でも夏バテしている馬の話も聞こえてきている。

「穴ズバッ」読者の方から
『夏バテしている馬の見分け方を教えてください』
とのメールをいただいた。先週の「四方山話」でも触れており、夏競馬本番の新潟開催あたりで「夏場のパドック診断のコツ」を伝授しようと思っていた。
今日は“七夕”だから「穴ズバッ」ファンの願い事を叶えるとしよう!

馬をよく見ている厩舎関係者であれば状態の善し悪しが直ぐに分かるが、一般の競馬ファンにとってそれを瞬時に見分けるのは難しいのではないだろうか?
ラジオ日本のパドック解説の時や馬券を買う時に注意している点は幾つかあるが、最も分かりやすいものを紹介しよう。

一つ目は、牡馬のアソコのチェック。決して下ネタではなく、夏バテしてくると睾丸が腫れてきて、普段の倍ぐらいになって垂れ下がってくることがある。これは重要なので要チェック!

二つ目は、牝馬も共通で目元のチェック。目の周りが黒ずんでいてクマができている時は夏負けの兆候。そのあたりは人間と一緒である。

この2点の他に、腹から汗が滴り落ちていたり、元気なくパドックを周回していたりと挙げればまだまだあるが、見た目で分かるこれらを把握しておけば馬券検討に役立つであろう。

これからの夏競馬で、パドックでの夏バテチェックをお試しあれ!