毎日王冠(G2、芝1800m)は過去10年で1人気が[8-1-0-1]。圧倒的に1人気が強いレースです。

昨年は推奨したヤマニンサルバムが9人気4着、シルトホルンが11人気5着。ともに3着のエルトンバローズと同タイムで凄腕研究員が崩れ落ちて数日寝込んだほどでした。

穴馬探しを生業とする我々としては、超えなければならない壁。リベンジを果たすべく凄腕研究員も燃えています。

ヤケドしそうな熱々の逸品をぜひご堪能ください!

本命じゃない。でも、美味い。

毎日王冠・推奨穴馬

⭐⭐
シルトホルン

📝 推奨理由

特別登録の段階では昨年の1~3着馬がそろっていたが、勝ち馬のシックスペンスが回避。それでも2着ホウオウビスケッツ、3着エルトンバローズは出走となった。

これを僅差の5着だったシルトホルンが黙って見ているわけはないだろう。

その後の道のりが先の2頭より地味なのは否めない。しかし、2走前に今回と同じ東京芝1800mのジューンSを力強く差し切り、続く七夕賞はプラスとは言えない距離延長で渋太く4着。レース運びに安定感が増している。

更に3歳5月の1勝クラス以降、メンバー3位以内の上がりをマークしていなかった馬が、直近の5走で3位以内を3回マーク。

調整に関しても、昨年と出走間隔が違うとはいえ、この中間は6ハロン追いを4本消化。最終追いは抜群の手応えで同入フィニッシュを果たし、心身ともに大きな成長を見せている。

得意の左回りに戻り、距離もベスト。昨年の5着も前が開いていれば「ひょっとして」と思える、少し消化不良気味のレースだった。

順調さは昨年以上。今年も狙ってみる価値は十分あるのではないだろうか。リベンジの時は来た!

📌 総評

近年は人気サイドの結果が続いているレースではありますが、2000年代に入ってからも6年連続で8人気以下の伏兵が馬券に絡んだり、2012年には勝ち馬こそ1人気も2着12人気、3着9人気。以下も7、6、14、5、13人気が続いて大波乱となった年もあります。

この先のG1を意識している陣営、ここで勝負をかけてきている陣営を見抜くことが的中のポイントと言えるでしょう。