秋の京都開催2週目。近年は秋の天皇賞前日に行われていたスワンステークス(G2、芝1400m)ですが、今年は2週前倒しての開催。土曜日の新馬戦(1400m)、紫菊賞(2000m)では、2歳レコードも飛び出しました。

今週末は台風の影響が心配されていますが、天気予報によると京都は大きな崩れにはならないようで、レースが行われる月曜日は秋晴れの予報。少々雨が降っても回復は早そうで、スワンSも高速決着となるかもしれません。

斤量が軽いフレッシュな3歳馬の大挙参戦が混戦に拍車を掛けている注目の重賞。もちろん、凄腕研究員が美味しい穴馬をご用意しています。

爽やかな秋風を感じる至高の穴馬にご注目ください!

本命じゃない。でも、美味い。

スワンS・推奨穴馬


シュタールヴィント

📝 推奨理由

母は桜花賞馬マルセリーナ、きょうだい、近親にヒートオンビート、グランデッツァ、ラストドラフトらの重賞勝ち馬がいる良血馬。

父もロードカナロアという血統背景から、相当な期待をかけられたと想像する。それを思えばオープン入りまで時間がかかり過ぎたが、ここに来ての地力強化は見逃せない。

その兆候が見られ始めたのは、6走前のセンテニアルパークSあたりか。差す競馬にシフトチェンジして、ブリンカーも着用。そして距離を短縮したことで、その末脚にも磨きがかかり、レースぶりが非常に安定してきた。

また、過去の実績から、時計勝負はやや苦手に映っていたが、2走前の豊明Sでは1400mで1分18秒9の好タイムをマーク。5歳の夏にしてようやく居場所を見つけたようだ。

馬名の意味はドイツ語で「鋼の風」。爽やかな秋風とはちょっと違う趣きも、覚醒したこの馬にはピッタリ。特別登録時の除外対象から、晴れてゲートインを果たした運も味方に、淀のターフを颯爽と駆け抜けてくれるはずだ。

📌 総評

今年は2週前倒しとなった日程変更で、どのような変化が起きるか分かりませんが、古馬の面々を見ると、マイルCSのステップレースというより、阪神カップのステップレースという印象。1400mの適性、陣営の思いが結果にも反映されそうです。