春の安田記念を制したジャンタルマンタルと昨年のマイルCS、今春のドバイDFを制したソウルラッシュがマイルCS本番を前にここで激突。また、そのスキを窺っている伏兵も多彩で楽しみなメンバーとなった今年の富士ステークス(G2、東京芝1600m)

ただ、人気馬には不安材料が垣間見えるのも事実。ジャンタルマンタルは初経験の59キロの斤量がどう影響するのか。もう1頭のソウルラッシュは斤量面こそ不安はありませんが、7歳の秋でも以前と変わらぬ決め手が使えるかどうかが気になります。

今回はそんな2頭に一泡吹かせる極上の穴馬を腕利き研究員がリサーチ済み。

ポイントとなるのは、府中の長い直線、坂をものともしない瞬発力とタフな底力。ゴール目掛けて弾け飛んでくる“極上の穴馬”にご期待ください!

本命じゃない。でも、美味い。

富士S・推奨穴馬


ニシノスーベニア

📝 推奨理由

待ちに待った秋の東京開催。御当地馬主のニシノスーベニアに一票を投じるのはどうだろうか。

御当地馬主ながら、オープン入り後は東京競馬場で走る機会が少なく、初ダートで未知数だった3走前を除けば、昨年の毎日王冠以来ほぼ1年ぶり。

やや勝ち味に遅いタイプではあるものの、東京の芝コースは[1-3-1-5]と10戦して5戦が馬券圏内。勝ち馬と最も離れたのが昨年の毎日王冠で0秒8差で、好位からの競馬、後方からの競馬、いずれにしてもゴール前では僅差のところに付けている。

そんな得意の東京コースに向けて、放牧から帰厩後はひと追いごとに素軽さが増してきて、最終追い切りでは坂路の自己ベストを1秒以上更新。渾身の勝負仕上げを施されていいる。

昨年のエプソムCでは先日の毎日王冠を勝ったレーベンスティールの2着。ここ2走も馬券圏内には届かなかったものの、勝ち馬とは少差で、いつ重賞タイトルを手にしてもおかしくない力を持っており、それが発揮されるのはズバリ今回と見た!

📌 総評

このコースで求められるのは、長い直線、坂をものともしない瞬発力とタフな底力です。安田記念上位組はもちろん注目ですが、先を見据えた馬より、ここでハイパフォーマンスを見せられそうな馬にご注目ください。