3週連続土曜東京マイル重賞のトリを飾るのは、2歳牝馬限定のアルテミスステークス(G3、東京芝1600m)

毎年のように出走馬の中から後のG1ホースが誕生している出世レースですが、あのリバティアイランドやメジャーエンブレムでも落としている一戦であるのは見逃せないところ。

2週間前に行われた2歳戦のサウジアラビアRCは8頭立ての少頭数でしたが、人気馬が飛んで高配当となりました。果たして10頭立てとなった今回はどうでしょうか?

もちろん腕利き研究員も出世レースに好配当の華を添えるピチピチの穴馬を見逃しませんよ!

本命じゃない。でも、美味い。

アルテミスS・推奨穴馬


バースデイフライト

📝 推奨理由

デビュー戦は9番人気の低評価ながら3着と健闘。勝ったフェスティバルヒルは次走の新潟2歳Sで3着。2着のアルバンヌは次走で未勝利戦を勝ち上がり、続くサフラン賞を連勝。

ペースが遅かったこともあり、勝ちタイムは1分37秒2と地味ではあったが、4着馬と9着馬も既に未勝利戦を勝ち上がっているレベルの高い一戦だった。

ゆえに前走で勝ち上がったのは必然と言えるところで、2着馬はまだ未勝利ながらデビュー戦からハイレベルのレースを続けているトライアンフパス。この馬もいつか取り上げる可能性があるかもしれない実力馬だ。

その未勝利戦、6頭立ての少頭数ながら、勝ちタイムは1分34秒3と初戦から3秒以上詰めていて、ハナ差と言えど、勝ち切ったのは高く評価できるだろう。

一方で初戦を落としていて、未勝利勝ちはハナ差という字面から、人気は程々になるという見立て。いわゆる美味しい穴馬ということだ。旬の味覚をいただこう。

📌 総評

東京芝1600mは長い直線と直線の坂をものともしない瞬発力とタフな底力が必要とされるコース。

後の活躍馬を多く輩出しているように、完成度の高さも求められるレースです。ここでの出走馬のパフォーマンスはよく覚えておいてくださいね。