騎手時代に約20万人が来場した90年ダービーをアイネスフウジンで逃げ切った中野栄治元調教師が、
独自の視点で重賞の好調教馬を導き出します!
【アメリカJCC】絶好調!レジェンド・中野栄治が狙うのはあの穴馬!
2026/1/24(土)
| 当週 栗東CW(良) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 86.1 | 69.4 | 52.5 | 36.7 | 10.8 | 馬なり | |
自分で言うのもなんだけれど、調子がいいんだ(笑)
フェアリーSのブラックチャリスに続いて、先週の日経新春杯もS級評価にしたゲルチュタールが勝ってくれたね。辛勝ではあったけれど、ここは勝ち上がったことに意義があったと思う。
今後大舞台を狙おうとしている馬にとって、賞金面でも1着と2着ではまるで違う。馬にとっても自信になるし、大きな1勝だったのではないかな。ゲルチュタールの春が楽しみだよ。
話は変わるけれど、今年もレイチェル・キング騎手が短期免許で来日してきた。彼女とはなんだか縁があるんだよ。
僕が調教師としての最終日、最後にガビーズシスターで勝った際に乗っていたのが彼女だったんだ。彼女の何がいいって、騎乗フォームが"基本通り"なんだ。
基本通りの騎乗フォームで、馬の能力を最大限に引き出してくるのが凄い。追わせても男性に負けてないからね。海外はもちろん、日本での活躍はご存じの通り。若手ジョッキーも見習ってほしいと思う。
ちなみに彼女が生まれたのは、僕がアイネスフウジンでダービーを勝った2カ月後なんだね(笑)。36年も経つのか。そんなに経ったんだなぁ。
話を本題に移して、AJCCのナンバーワンはファウストラーゼンにさせてもらおうかな。
今回はダービー以来の実戦。しかも転厩初戦。そんな中でかなり乗り込んでいるね。とりわけ今週の追い切りは横山武史騎手が騎乗して、相手2頭を問題にしない動きだった。大跳びで迫力満点。
ブリンカーを着けたり外したりと難しさのある馬だったけれど、今は集中力もあって、ひと言でいえばひと皮むけた印象。中山にも実績があるし、楽しみな復帰戦だ。
ノースブリッジは明けて8歳でも元気一杯。先週、今週ともにいい動きだった。今週は相手に合わせる形で馬なり、それでも先週より時計が出ていたし、1年ぶりを使った上積みは大きいと思うな。
ドゥラドーレスもいいね。先週は相手2頭も動かない馬だった分を差し引いてもラクラクと先着。リズム良く走っていたし、反応も良かった。ここへ向けてはキッチリ仕上がったようだね。
最後にジョバンニ。スッキリとした体つきでいい状態に仕上がったと思う。強い4歳世代にあってクラシックでも善戦してきた馬。侮れない存在だと思うよ。
ストレイトトーカー
日曜の狙い馬は中山7Rのストレイトトーカーにしようかな。前走は向正面で逃げ馬にあおられる不利があった。スムーズなら違うだろうし、先行馬の少ないこのメンバーなら面白そうだね。
プロフィール

【中野 栄治】Eiji Nakano
1953年大分県生まれ、東京都出身。父は大井の元調教師という家庭で育ち、1971年に騎手デビュー。数多くの活躍馬に騎乗し、約20万人が詰めかけた1990年日本ダービーをアイネスフウジンで逃げ切り伝説を作る。1995年には調教師に転身。短距離G1を2勝したトロットスターなどを育て、日本競馬にその名を残した名ホースマン。





