騎手時代に約20万人が来場した90年ダービーをアイネスフウジンで逃げ切った中野栄治元調教師が、
独自の視点で重賞の好調教馬を導き出します!
【シルクロードS】狙うは大穴!レジェンド・中野栄治元調教師も状態に太鼓判!
2026/1/31(土)
| 一週前 栗東坂路(良) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 50.7 | 35.9 | 23.3 | 11.8 | 一杯 | ||
1月ももう終わりなんだね。この業界にいると月日の経つのが早く感じるからなぁ。って、もう僕は引退してるか(笑)
さて、2月は競馬界の年度末とも言われているけど、今年で引退する調教師は関東5人に関西2人の計7人。
その中でも根本康広調教師とは若い頃にゴルフをしたことがあったなぁ。あと、なんといっても国枝栄調教師。彼が助手時代からの付き合いなんだ。
僕がまだジョッキー時代に美浦の社宅に住んでいた時、同じく当時は助手だった藤沢和雄元調教師と一緒に、週に2~3回は飲みに来ていてね。
ただ飲み会をしていたわけじゃないよ。日本の競馬の未来について語り合っていたんだ。国枝調教師も藤沢和雄元調教師も歴史に名を残す活躍をしたし、有意義な会だったのは間違いない(笑)
いずれにしても、引退される調教師はあと1ヵ月。悔いのないように最後まで頑張ってほしいね。
それでは今週はシルクロードSから、ナンバーワンはイコサンだ。
全4勝中3勝が千直で、1200mも1年ぶりとあって人気はないと思うけど、昨年2連勝の勢いそのままに動きは光っていた。
1週前が坂路で50秒台。今週は馬なりだったけど、気迫溢れる動きで久々を感じさせないし、状態だけなら文句なしだね。
アブキールベイは1週前のCWで負荷をかけたので、今週は坂路で上がり重点だったけど力強い動きだった。前走は負けはしたけど体が増えていたのは良かったね。筋肉量も増えた感じがするし、今回はさらに動けると思う。
カルプスペルシュはとにかく1週前の動きが素晴らしかった。CWで横山武騎手が乗ってかなり速い時計が出ていたし、鞍上が栗東まで駆けつけるくらいだから期待も大きいということだろうね。
最後にロードフォアエース。1週前のCWでは遅れたけど、スピード感があったし、今週の坂路ではそのスピードに加えて力強さもあった。1度使ったことで体もスッキリしてきたし、状態は勝った前走より上向いている感じだね。
ストレイトトーカー
日曜の狙い馬は小倉メインの門司Sから。レイナデアルシーラの一変に期待したい。前走のみやこSはハナを切れずに控える形になってしまって、自分の競馬に持ち込めなかったね。
今回は内枠を引けたし、スタートを決めればハナに行けるんじゃないかな。自分の競馬ができればチャンスがあっていいと思うよ。
プロフィール

【中野 栄治】Eiji Nakano
1953年大分県生まれ、東京都出身。父は大井の元調教師という家庭で育ち、1971年に騎手デビュー。数多くの活躍馬に騎乗し、約20万人が詰めかけた1990年日本ダービーをアイネスフウジンで逃げ切り伝説を作る。1995年には調教師に転身。短距離G1を2勝したトロットスターなどを育て、日本競馬にその名を残した名ホースマン。




