
「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月30日 京都12R 京阪杯(G3)
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本命馬◎ヨシノイースター(4人気) 3着
7歳馬が今年も馬券圏内に!
- 11月23日 京都11R マイルCS(G1)
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お宝馬$ウォーターリヒト(15人気) 3着
まさに"お宝馬"らしい渾身の激走!
【京都2歳S】先行力とパワー
2016/11/25(金)
土曜京都11R 京都2歳S(G3)(芝2000m)
| ◎本命馬 |
|---|
| ⑦アダムバローズ 牡2、栗東・角田厩舎、藤岡康騎手 |
重賞に上がって今年で3回目、掴み所のないレースだ。今年は良馬場で行えそうで、ならば最終週を迎えても、内回りコースの2歳戦ならなおさら、あまり後方からでは届かないだろう。先行好位で立ち回れる器用さ=経験と、持続力血統を重視したい。
となると、同じ小回りで連勝し、前走は当該コースで逃げ切った⑦アダムバローズを信頼したい。
持続力に富み、切れよりパワー、スタミナのハーツクライ産駒で、母の父がダート種牡馬。大舞台では瞬発力を付ける必要があるだろうが、今の時期のG3なら、舞台さえハマれば問題なく走れる。
| $お宝馬 |
|---|
| ⑤ワンダープチェック |
こちらもハーツクライ産駒だ。そして母の父がストームキャット。配合パターンは、ウインバリアシオンと少し似ている。ただこちらの方が完成は早いだろう。2走前でアダムバローズと接戦しており、適性的には近いものがあるとみられる。
相手上位は⑧プラチナヴォイス、④ソーグリッタリング、⑨ヴァナヘイム。押さえで③カデナまで。
プロフィール

水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。







