
- 5月10日 東京11R エプソムC(G3)
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お宝馬$トーセンリョウ(10人気) 3着
上位評価もお宝馬も馬券内の激走見せた!
- 5月4日 京都11R 天皇賞・春(G1)
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本命馬◎ヘデントール(1人気) 1着
高速ステイヤーの血統恐るべし!
【京成杯】気持ちは3強
2017/1/14(土)
日曜中山11R 京成杯(G3)(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑭ベストリゾート 牡3、美浦・木村厩舎、北村宏騎手 |
京成杯の勝ち馬は、その後大成した例が少なく、基本的には現時点の完成度、中山向きのパワー、スタミナ要素、小回り適性が問われる。瞬発力はあまり必要ではなく、大箱でのみ成績の高い馬は疑う手もある。
個人的にはマイネルスフェーン、コマノインパルス、ベストリゾートの3強と考えているが、強いて本命を付けるとしたら⑭ベストリゾートだ。
その理由は実に安直に映るかもしれないが、近2年勝ち馬を出しているハービンジャー産駒であること、前走のホープフルSで明らかに脚を余していたこと、平均的な流れの競馬に強いこと。遠縁にはベッラレイアやゴールデンフェザントのいるなかなか渋い一族で、底力は十分だ。リファールの5×5×5のクロスも持っていて、完成時期も早い。
$お宝馬 |
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⑫アサギリジョー |
前走葉牡丹賞で3着になっているのに、コマノインパルスとの差が少しあったからか、手許の新聞では驚くほど人気がない。しかし前走は道中の距離ロスも大きな追い上げで、よく3着まで詰めてきたという印象。ジャングルポケット産駒だから馬力コースのコーナー4つはベストの舞台だろう。バカにしてはいけないと思う。
相手上位は当然②マイネルスフェーン、⑧コマノインパルス。押さえは⑦サンティール、⑮バリングラ、①サーベラージュ、⑨アダマンティン、⑬メリオラで。③イブキは押さえの押さえ程度。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。