日曜東京11R 東京新聞杯(G3)(芝1600m)

もちろん必ずというわけではないが、厳寒期、かつトップクラスマイラーの年の始動戦となることが多いからか、スローペースになりやすいレースだ。そして上がりは速くなる。
ということで、ある程度前の位置に付けられて、かつ速い上がりを使える馬がいたらかなり有利だ。そうしたレースができる馬として、今年はピッタリの存在がいる。⑮ダイワキャグニーだ。

枠が少し外すぎるのが気になるが、かねてから私だけでなく多くの予想家が指摘しているように、目下のところは左回り専用馬とみてよく、東京なら威力は5割増し？だ。またキングカメハメハ産駒はこの10年で2着2回、3着1回と、ソコソコ相性が良い。ここで賞金を加算しないと、安田記念への出走までに少し無理をしないといけなくなる。ここは必勝の鞍だ。

先行できて上がりが使えるという意味では、この馬も挙げられる。マイルなら堅実なのに、人気の盲点となっている。この馬のマツリダゴッホ産駒らしからぬ切れは、爆発力ある末脚を持ちながら未完の大器に終わった母ツーデイズノーチス譲りであると考える。

上位評価は⑯グレーターロンドン、⑦クルーガー、③サトノアレス。押さえで⑨ハクサンルドルフ、②デンコウアンジュ、⑧リスグラシュー。