日曜中山11R 中山記念(G2)(芝1800m)

昨日も書いたように、中山は連続開催の開幕週となるため、芝は力の要るコンディション。内外の有利不利はあまりなく、時計もそれほど速くならない。パワーで押すタイプの血統が強く、とくに母方の血統の重厚さが求められる。

何より大事なことは、ドバイに加えて大阪杯の前哨戦であること。看板馬にとっては叩き台のムードが強い。去年はアンビシャスもヴィブロスも消えたことは記憶に新しい。

コーナー4つへの適性、季節から見ると、ペルシアンナイトにはあまり不安がないが、こちらも大阪杯を睨む身。ならば去年2着、中山記念にありがちなリピーターで、どうやらG2ハンターの匂いがする②サクラアンプルールが面白い。

母方は坂のあるコースに強く、パワー十分の血統。2走前の極悪馬場の天皇賞は積極的に進めて直線はいったん勝ちに行く競馬、また前走の有馬記念は大きな不利を受けていたし、距離も少し長かった。得意の2000m前後の競馬、良馬場なら崩れないとみた。

騎手、調教師として昭和40年代から現在まで活躍した偉大なホースマン、小島太厩舎のラスト重賞。だからというわけではないが、この馬には今回は魅力十分。逃げたい馬が揃い展開利が見込める。

9歳だが、ここへ賭けるモチベーションは1番。意外にも中山記念は初出走。コーナー4つで適度に時計の掛かるコースは大好物で、年齢に目をつむれば・・・。

相手上位は④ペルシアンナイト。押さえで⑤ウインブライト、⑧マルターズアポジー、⑩アエロリット、③ヴィブロス。