水上学の血統トレジャーハンティング

土曜京都11R 京都新聞杯(G2)(芝2200m)

◎$本命馬&お宝馬
⑪アルムフォルツァ
(牡3、栗東・五十嵐厩舎、池添騎手)
ダービートライアルではないが、G2で賞金も高く、よほどのことがない限りは2着馬までは出走が可能となる。実質、トライアル重賞と考えていい。個人オーナーの馬が多く、数少ないチャンスに賭ける各陣営。熾烈なレースとなりそうだ。

狙うのは⑪アルムフォルツァ。父ハーツクライが14年前のこのレースの勝ち馬だ。また母の父チーフベアハートは、マイネルキッツの天皇賞春を筆頭に、京都の芝外回りを得意とした産駒を輩出している。
さらに、近親にはセントライト記念勝ち馬で名うてのG2ハンターだったローゼンカバリーや、青葉賞勝ち馬サマーサスビションなど、トライアル、前哨戦で活躍した馬が揃っている。

前走は出遅れから、緩い流れを速めにまくり、直線危なげなく外から伸びて差し切った。おそらく京都外回りはベストコース。スタートさえ気を付ければ、馬券圏は十分期待できる。人気が薄いようで、本命兼お宝馬に指名する。

相手上位評価は⑫ユーキャンスマイル①フランツ⑦ケイティクレバー。押さえは⑬ステイフーリッシュ⑥メイショウテッコン③レノヴァール⑩レイエスブランドル

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