
- 4月27日 東京11R フローラS(G2)
-
本命馬◎ヴァルキリーバース(1人気) 2着
新緑の府中で開花の予感!?
- 4月26日 東京11R 青葉賞(G2)
-
本命馬◎エネルジコ(1人気) 1着
強烈な末脚で歴史を塗り替えるか!?
夏は在来牝系で
2009/7/14(火)
夏は在来牝系で
2009/7/14
7月11日 土曜 札幌11R サロベツ特別 メジロチャンプ 2番人気①着
まさかこんなに人気になるとは・・・手元の4紙ではすべて単勝10倍以上の想定だったのに。妙味がなくなってしまい、喜びも半減してしまった。
7月12日 日曜 福島11R 七夕賞(GⅢ) ナイアガラ 11人気⑭着
このレースの時計分析は注意を要する。
まず馬場が荒れているので、馬場差自体の問題もあり、時計が掛かるコンディションだったことは当然注意すべき。あとは、コーナーでも先行馬がみな外を回ったので、コーナーリングをしている間の距離ロスがかなり大きく、1000m通過地点のタイムは実際には1000mよりも10m前後は余分に走っての通過タイム。
この2点を考えると、公式には61秒1と出ているこのレースの1000m通過は、私の計算では実際には59秒8前後の価値があり、ハイペースと判断したい。先行して押し切ったミヤビランベリはかなり強く、また先行したそれ以外の馬たちが総崩れしたのも納得。ナイアガラは終始2番手で自滅してしまった。
★【今週へのポイント】
今週から本格的な夏競馬が開幕する。去年も触れたことだが、改めて強調しておきたいのは、この夏の新潟、小倉開催では、「在来牝系」の馬が活躍する、ということだ。 在来牝系とは、軍馬育成を目的に輸入されて明治時代から日本で繁殖が続けられている牝系の出身で、血統表でカタカナあるいは漢字で表記された牝系ライン(血統表の一番下のライン)がそれと思っていい。
なぜこの時期に活躍するのかというと、在来牝系は、日本の夏を何世代も超えているために、高温多湿の気候への対応力がインプットされていること、また瞬発力に欠けるので、瞬発力血統が幅を利かせる中央場所では劣勢である分、ローカル開催で活躍し易いこと、野芝オンリーの開催、つまり昭和の施行馬場と同じになること・・・などが挙げられる。
平成の在来牝系出身の名馬としては、ミホノブルボン、ウイニングチケット、トウカイテイオー、メジロマックィーン、トロットサンダー、シルクジャスティス、サニーブライアン、キョウエイマーチ、スペシャルウィーク、テイエムオーシャン、ヒシミラクル、トロットスター、ショウナンカンプ、イングランディーレ、ウオッカなど。もちろん、瞬発力の権化のようなウオッカを見るまでもなく、すべての在来牝系が瞬発力不足というわけではないが、概して現在の競馬界ではマイナー的存在で、スピードに欠ける。しかし反面タフで、馬力があり、ハイペースに強く、昇級戦から走れる馬も多い。 毎回の推奨馬でも、該当するケースの場合は、改めてお伝えしていこうと思う。
★【次回の狙い馬】
日曜阪神8R 5着ナリタスレンダー⇒内から寄られていたシーンはあったが、とにかく後ろに構えすぎ。昨今の幸騎手の不調を象徴するようなレースだった。馬は強さを見せており、次走乗り替わり前提で。血統からは平坦の方がなお良い。
日曜阪神12R 13着ペパーミントラヴ⇒スタートで落馬寸前の大きな躓き。これではレースにならず、今回はノーカウントでいい。まともなら次走挽回可能。シンボリクリスエス産駒だけにダート1700mで。


プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。