- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
-
お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
-
お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
【ダービー卿CT・結論】まともに決まるわけがない?
2019/3/29(金)
土曜中山11R ダービー卿CT(G3)(芝1600m)
◎本命馬 |
---|
②フィアーノロマーノ 牡5、栗東・高野厩舎、川田騎手 |
変則形状のコース、スタート後すぐの急カーブでラップの推移もイレギュラーとなりがち。加えて雨の可能性もある予報、人気馬の死角(ギベオンはこの狭いコースが合うとは思えず、プリモシーンはフェアリーSを勝ったが本質は広いコース向き)も多い。軸は好枠、出していける上に鉄砲も走る②フィアーノロマーノとする。
このレースで2度連対しているキャンベルジュニアと同じ豪州産。半年遅生まれとなるので、実質まだ4歳秋を迎えたところ。本格化はこれからだ。ファストネットロック産駒は日本ではメラグラーナが知られているが(中山巧者)、デインヒル直系で速い馬場にも、ひと雨降っても対応できる柔軟な血統。4走前、当該コース勝ちの時は狭いところを割るメンタルの強さを見せ、2走前は出遅れから外を一気に追い込み、前走はポンと出て先行、余裕の抜け出しと、器用なレースをできる能力はまさにこのコース向き。格下感があって人気の盲点となっている今回が狙いだ。
$お宝馬 |
---|
⑯キャプテンペリー |
中山マイルはやたら走る。同じく巧者のドーヴァーと対照的な枠を引いたが、こちらは外マクリ、あるいは外差しの競馬が得意で、この枠はマイナスにはならないだろう。近親にダイナアクトレス、スクリーンヒーローがいる一族で、底力はある。
上位評価は④ドーヴァー、⑥ヒーズインラブ、⑪カツジ。押さえは③マルターズアポジー、⑧ダイワキャグニー、⑫プリモシーン、⑭ダイアトニック。
なお明日は大阪杯を取り上げる。人気が割れまくりそうで、どこからでも入れる楽しみな一戦だ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。