土曜中京11R 中日新聞杯(G3)

中日新聞杯は一昨年、冬の開催に移行してきた。春開催時とは芝のコンディションも異なり、実質まだ過去2回の重賞と考えるべきだ。

冬場の中京では、同じ左回りで直線が長い東京よりも、好走するためにはパワーの比重が高まる。もちろん重賞レベルなので瞬発力も兼備しつつ、しっかりした馬力の裏打ちが必要。本命は③カヴァルだ。

父エイシンフラッシュが重厚なキングスベストの子で、母方がドイツ牝系だ。そこに瞬発力の権化のようなサンデーサイレンスが掛かっていて、イメージにぴったりの配合である。とにかく軽い夏の新潟が舞台の新潟記念での不発は致し方ない。また間隔を空けた方が走るタイプでもある。3ケ月空きのローテは過去3走全て連対。左回りに特化して使われているだけに、ここは勝負だ。ある程度人気になりそうだが、他に推したい人気薄が見当たらないため、本命兼お宝馬に指名したい。

相手上位は一昨年3着の①ロードヴァンドール、⑦アイスストーム。 押さえに去年2着の⑫ショウナンバッハ、⑨ラストドラフト、⑬サトノソルタス、⑥アイスバブル。

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