水上学の血統トレジャーハンティング

土曜小倉11R 愛知杯(G3)

◎本命馬
⑧パッシングスルー
(牝4、美浦・黒岩厩舎、池添騎手)

例年は中京で行われるレース、今年は平坦小回りの小倉が舞台となる。しかも6週のロングラン開催。ならば、馬場の保全のために芝は長めに作ってくるはずで、開幕週といえどパワーを要する馬場になるだろう。加えて直線が短いので、早めに動いて押し切れる持続力が必須。

こうなれば、⑧パッシングスルーにとって願ったりの舞台と言えよう。パワーと持続力のルーラーシップ産駒。昨冬の小倉でも、芝2000mではルーラーシップ産駒を筆頭に、トゥザグローリー、エイシンフラッシュ、ロードカナロア、ベルシャザール、ワークフォース、そしてもちろんキングカメハメハとキングマンボ系が大活躍だった。

休み明けはネックだが、乗り込み量は目を見張るほど。明らかにここを狙っての復帰で、心配無用だろう。

$お宝馬
⑬レッドランディーニ
(牝5、栗東・石坂正厩舎、西村淳騎手)

ディープインパクト産駒にたまに出現する、ダコールのような小回り巧者。おそらくこの馬もそのパターンだろう。広いコースでも結果は出しているが、パフォーマンスの内容は小回りの方が上。全妹レッドベレーザも、短距離中心とはいえ小回り平坦で安定している。脚質が自在で、52キロなら混戦のヒモ穴争いに浮上可能だ。

相手上位は ⑭フェアリーポルカ⑥アルメリアブルーム。 押さえに ⑤デンコウアンジュ③レイホーロマンス⑯サラキア②センテリュオ⑩ランドネ

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