水上学の血統トレジャーハンティング

日曜東京11R 東京新聞杯(G3)

◎本命馬
①プリモシーン
(牝5、美浦・木村厩舎、Мデムーロ騎手)

近2年の勝ち馬がリスグラシューにインディチャンプ。一気にレースの箔が付いた形の東京新聞杯。今年も、これからの活躍が期待できる4歳馬から軸を選びたいところだが、時計のかかる馬場に実績が偏っていたり、距離不適だったり、脚質が極端だったりと、弱点も抱えている馬ばかりで、本命を打つには二の足を踏んでしまう。

そこで、5歳ではあるがタイトルに最も近い馬、去年5月に同舞台でG1馬の座にあと一歩まで近づいた①プリモシーンに期待する。

2015年以降は、単純な区切りではあるが父サンデー系が圧倒しているレース。その中でも、ディープインパクト産駒は2勝、2着4回を占めている。大敗が続いたが、左回りのマイルに限れば大崩れはなく、3ケ月空けたローテも得意。

さらにこのレースは、牝馬の好走例が多く、しかも配当妙味のあったケースが大半。プリモシーンも、おそらくは5番人気前後であり、軸とする妙味は意外とありそうだ。

正直、牝馬の身での対牡馬56キロはネックだが、55.5キロの中京記念を思えばギリギリこなすと思う。あとはミルコが妙に攻めすぎず、この馬の切れを活かせば結果はついてくるはずだ。ヴィクトリアマイルで雪辱を果たすためにも、ここはぜひとも勝ち切りたい。

$お宝馬
⑦ケイデンスコール
(牡4、栗東・安田隆厩舎、石橋脩騎手)

関屋記念は夏負け、前走は休み明けに加え極悪馬場と、大敗の原因はハッキリしている。左回りで直線が長いコースのマイルなら、まだ見直せるはず。NHKマイルCでアドマイヤマーズに迫った能力なら、届いてもいいはずだ。近親にバランスオブゲーム、ステイゴールド、サッカーボーイらがいる名門。まだ上が見込める馬だ。

相手上位は、鞍上から馬券妙味皆無も兄姉が当レースで連対している⑨レッドヴェイロン⑬クリノガウディー。 押さえに②ヴァンドギャルド⑤サトノアーサー③モルフェオルフェ

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