
- 5月10日 東京11R エプソムC(G3)
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お宝馬$トーセンリョウ(10人気) 3着
上位評価もお宝馬も馬券内の激走見せた!
- 5月4日 京都11R 天皇賞・春(G1)
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本命馬◎ヘデントール(1人気) 1着
高速ステイヤーの血統恐るべし!
オークスはペース判断がカギ
2011/5/17(火)
オークスはペース判断がカギ
2011/5/17
★【前週推奨馬回顧】
5月14日(土) 東京11R 京王杯スプリングC(GⅢ) ストロングリターン 4番人気 1着
単勝8.5倍、複勝2.5倍。想定よりはスローとなったが、予想通りの走りをしてくれた。ただし2着シルポートがヌケ。
5月15日(日) 東京11R ヴィクトリアマイル(GⅠ) レディアルバローザ 3番人気3着
全力を出し切った。悔いなしの競馬、あと一歩で2着だった。
★【今週へのポイント】
3歳牝馬の2400m戦とあって、手探りのスローペースが定番となるレース。しかしそのスロー度合いが年により異なるので、傾向判断がとても難解だ。
それでいてレース上がりは35秒台後半が定番となっているのだが、今年は前に行く馬がおらず、例年以上のスロー必至。03年〜05年のように上がり34秒台もあるかもしれない。となると後半のスピードの持続力が問われ、1400m実績やダート兼用能力などがフィーチュアされてくると思うが、枠や天候に左右される面が大きい。週末公開の血統診断、能力チャートを楽しみにお待ちいただきたい。
★【次回の狙い馬】
土曜・東京12R 5着 ケイアイクライム⇒前残りの展開を、よく伸びてきた。はちきれそうな手応えで、次走はもう少し行かせてもいいはず。東京ならダート1400mまで、また中山まで延びても、ダート1200mなら面白い。
土曜・新潟11R 5着 ジェネラルノブレス⇒ゲート内で待たされてイラついたとのことで、スタートでつまづく。逃げられずに砂を被り通しだったが、その割にはバテずに掲示板はとった。次走まともにスタートなら、アッサリ逃げ切れる力はある。次走中山ダート1800m、または夏の新潟まで待ってもいい。ただし東京マイル向きではないと思う。


プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。