
- 5月24日 京都11R 平安S(G3)
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本命馬◎アウトレンジ(4人気) 1着
馬場、血統の適性を裏付ける見事な勝利!
- 5月18日 東京11R ヴィクトリアマイル(G1)
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本命馬◎クイーンズウォーク(4人気) 2着
父母の血、左回り、好走の条件ピッタリ!
オールカマー
2013/9/18(水)
オールカマー
2013/9/18
【前週推奨馬回顧】
★9月14日(土) 中山11R レインボーS◎本命馬 マイネルメダリスト 3番人気 9着 行きっぷりが酷かった。全く動けず。能力ではなく明らかにコンディションの問題だった。
$お宝馬 トーセンジャガー 10番人気 7着 ただ回ってきただけ。まだまだデキが戻っていない。
★9月15日(日) 阪神11R ローズS(G2) ◎$本命馬&お宝馬 リラコサージュ 12番人気 18着レース運びは巧かった。直線も手ごたえは良さそうに見えたが、そこからズルズル下がってしまった。力不足のひとことだった。休み明けで体重は大きく増えていたのは歓迎材料だと思ったが、牝馬の場合は牡馬と違い、大きく増えることは必ずしも成長を意味しないことはよくある。次回の方が走れるのかもしれない。
★9月17日(火) 中山11R セントライト記念(G2)◎本命馬 ケイアイチョウサン 2番人気 5着離れたシンガリで、勝負所から外を回して追い上げるも坂で伸びが止まって流れ込む。明らかに試し乗りのような感じだった。賞金を持っている馬を本命にしてはいけないとつくづく思い知らされた。ただ、意外とステイヤーの素質はありそう。菊花賞で楽しめるかもしれない。
$お宝馬 トルークマクト 14番人気 9着内で巧く立ち回れた。ただ直線で大渋滞、武士沢騎手が立ち上がってしまう。もっと早く抜け出していれば、3着はあったかもしれない手応えだっただけに悔しい。あれだけ詰まって3着まで0秒5差。小回りコースのどこかで倍返ししてもらう。
【今週のポイント】
オールカマーは小回り向きの機動力が要求されるとともに、パワーと脚の持続力が重要なレース。同じ距離だからというだけではないと思うが、宝塚記念の好走馬、あるいは好走血統とのリンクも目立つ。そしてセントライト記念やAJC杯など、同じ舞台の好走馬もまた好走し易い。
野芝適性ももちろん必要。また、前走で真夏のローカル開催(新潟、小倉、札幌=今年は後半の函館)を走った馬は、近年連対できなくなってきた。
今年はメンバーも頭数も揃っており、好勝負必至。もちろん実績馬の目標は先にあるわけだが、オールカマーは人気薄が勝ち切るケースはほとんどない。かといって人気どころだけで決まるわけでもない。適性第一で考えたいレースである。
【次回の狙い馬】
土曜・中山9R 6着 カケダシ→スタートは無難も、そこからなぜかシンガリ付近まで下げてしまう。終始大外回し、これでよく6着まで来た。次走東京なら変わるはず。
土曜・中山12R 9着 モレサンドニ→2走ボケ?まるで行けずに揉まれまくって何もできなかった。次走はデキが変わってきそうだし、それなら広い東京で大きな上積みがありそうだ。東京ダート1300、1400mで。


プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。