日曜阪神11R セントウルS(G2)(芝1200m)

阪神では年間唯一の野芝開催。中間に大雨はあったといえ、基本的にはイン有利、好位有利のコースになるだろう。
また、中2週でスプリンターズSが控えているから、大看板がメイチに仕上げているはずはない。アタマには敢えて置かないという作戦は有効だ。

ハクサンムーン、ストレイトガールといったG1連対馬はヒモに回し、また本質的に1200m向きではない(前走は中京で道悪という、スピード資質を隠す舞台だった)ウリウリもヒモに回して、本命に抜擢したいのは連覇を目指す②リトルゲルダだ。

去年も本命にしたのだが、もちろん当時より臨戦過程に雲泥の差がある。だが暑さの残る時期でこその馬であり、前走にもその兆しが見えた。内枠も得意だし、何よりこのレースに必要なダート血統の要素が濃い。ペースが速いなかで、直線坂があるという厳しいレースでの粘り、差しに通じる馬力が必要なレースで、その点で今年も優位に立つ。
加齢もあるので勝ち切れるかは微妙だが、軸馬として推したい。

前走は出遅れての追い込みとなったが、本来は立ち回りの巧い馬。ディープインパクト産駒ながら、強いクロスを複数持つので短距離馬になっている。瞬発力あり、また実は意外と世界的な良血牝系である。

他にはもちろん⑦ハクサンムーン、⑫ストレイトガール。そして⑬ミッキーラブソング、⑪マヤノリュウジン、⑩ルチャドルアスール、押さえで⑯ウリウリ、④サカジロロイヤル。