コースのポイント!


オーストラリアの2400m路線では最も大きいレースと言って過言ではないのがコーフィールドC (日本時間10月19日(土)午後15時15分発走)だ。大都市メルボルン近郊に位置するコーフィールド競馬場は左回りで直線は370mほど。中京競馬場の直線より40mほど短い。

しかしこの競馬場、コース図を見てもらえれば分かるように、非常に変わった形をしているのが特徴。五角形に近く、次々にやってくるコーナーをこなしていく器用さが求められる。加えてスパート地点も早いことから差しが決まりやすく、ほぼ平坦であることからスピードも問われる。総合力に勝る馬が頂点を極めるコースと言っていいだろう。

出走馬&展望

日本から参戦するのが重賞3連勝中のメールドグラース(牡4、栗東・清水久厩舎)。2400mはこれが初めてとなるが、ルーラーシップ産駒はキセキのように距離が持つ馬も多い。新潟外回りのように直線の長いコースから、小倉のような小回りコースまでこなす、幅広い対応力も魅力の一つだ。

昨年のメルボルンカップで4着に入るなど、オーストラリア中長距離の安定株フィンシュが強敵。ゴードンS、ヴォルティジュールSで共に2着と英国の中長距離路線で大崩れなく、53kgの軽ハンデで出走できるコンスンティノープルの激走にも警戒したい。