USA サウジカップ
(ダ1800m、日本時間2月22日26:40発走)

キングアブドゥルアジーズ競馬場
サウジカップ出走馬
(左から馬番、ゲート番、馬名、騎手)
①10 アルムスマク M.アルダハム
②11 ディファンデッド A.フレス
③13 エルコディゴ G.カルベンテ
④12 ファクトゥールシュヴァル M.バルザローナ
⑤14 フォーエバーヤング 坂井瑠星
⑥2 インテンスフォーミー C.オスピーナ
⑦9 ラムジェット 三浦皇成
⑧7 ラトルンロール J.ロザリオ
⑨3 ロマンチックウォリアー J.マクドナルド
⑩1 ウシュバテソーロ 菅原明良
⑪8 ウェイトトゥエクセル A.アルファライディ
⑫6 ウォークオブスターズ T.オシェア
⑬4 ウィルソンテソーロ 川田将雅
⑭5 ウートンサン R.フェレイラ
※勝馬投票券は馬番で発売

JAPAN日本馬の評価

ラムジェット
昨年の東京ダービー優勝馬。その後ジャパンダートクラシック4着、東京大賞典3着とあと一歩の戦績となっているものの、東京大賞典はチャンピオンズカップをアクシデントで回避した影響もあり調整スケジュールも変わっていた。

5走前のヒヤシンスSの内容が圧巻だったように、実はコーナーが少ないコースのほうがよりパフォーマンスアップを期待できる可能性がある。今回は前走以上が期待できそうだ。

フォーエバーヤング
東京大賞典も完勝し、名実ともに日本のダート界のエースとなっている存在。サウジアラビアでも勝利経験があり、海外経験も豊富で遠征慣れしている点は強み。一周競馬の2000mを中心に使われているだけに、半周競馬の1800mに対応できるかどうかは課題となりそうだが、その程度のことは楽に跳ね返すレベルのポテンシャルを秘めている。

ウィルソンテソーロ
安定感の光る一頭。昨年のドバイワールドカップ4着以降は連対を外していない。長距離輸送も問題なく、競馬場も選ばない器用さがこの馬の強調材料だ。そして何より前からでも後ろからでもレースを進められるように、レースが上手い。立ち回りも上手く、内枠を引いた今回はロスなく立ちまわっての一発が期待できそうだ。

ウシュバテソーロ
ドバイワールドカップを制するなど実績面は屈指の存在。サウジカップでも昨年2着に好走している。ただし昨年秋から反応面が今一つで、全盛期に比べると勢いがない。1800mでスピード比べになると分が悪そうだ。

JAPAN外国馬の評価

ラトルンロール
アメリカ勢は今年この一頭と寂しいメンバー構成になったものの、前走からすでにサウジアラビアを使っているようにこのレースに対する力の入れ方は強いものがある。3走前のルーカスクラシックの内容を見る限り、軽い砂より乾いた砂のほうが対応できそうな馬。乾いたダートのまま本番を迎えられそうなのはプラス材料。

ウォークオブスターズ
現在連勝中と勢いのある一頭で、前走のアルマクトゥームチャレンジも早め先頭からの完勝だった。この時のタイムが1.56.21.これはメイダンのダート1900mの良馬場としては速く、今回は同型が回避した点もプラス。他の先行馬に絡まれずに運べた場合、残り目があってもおかしくはない。

ロマンチックウォリアー
日本でも安田記念を勝っている香港のスーパースター。今回が初めてのダートとなる。母の父がドバイワールドカップを勝ったストリートクライとはいえ、父は芝の短距離馬だったアクラメーション。アクラメーションの産駒は全体的に芝馬を送り出す傾向が強く、能力は認めてもダートで中心視するのは難しい。